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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 情報その7 〜-4

 アクションとRPGが融合したゲーム、『アクションRPG』もありました。 生涯まったく自慰をせずに処女膜を保持したまま成人すると『仙女』になる、という架空の世界が舞台です。 『仙女』は大地から得られる『淫欲』と『性欲』で、地中に自由な空間を作れます。 プログラミングするに際して、キャラの性格や能力を自由に設定できるっていうのは、楽しいんだろうなぁって思います。
 さて主人公ですが『仙女』になったので、風水、五行を駆使して土地から『淫欲』と『性欲』を集め、神様を復活させようとします。 そのうちに『自慰をする処女たち』が洞窟にやってくるのですが、主人公としては追い出さなくてはいけません。 自慰につかう『電動マッサージ機』や『エボナイト棒』を持ってくる処女たちを『破る』方法は、例えば『拘束椅子』や『三角木馬』の部屋を作って捕まえてから、自分で出向いて膜を指で破ったり、使役する魔物に襲わせたりと様々でした。 敵役の処女たちは、処女膜が無くなると洞窟にいられなくなり、地上に戻って売笑婦になる決まりです。 
 やがて土地から湧いてくる『淫欲』『性欲』が十分集まると、神様が復活します。 神様に『たった一度の自慰』を願う主人公に対し、けれど神様は赦しません。 一生自慰を禁じたまま、淫魔である自分に『性欲』『淫欲』を捧げ続けろと命じらた主人公は……という感じのストーリーを背景に、清純と本性の狭間で揺れる主人公が活躍するそうです。 ゲーム性を含めて、個人的には一番面白そうに思いました。 まる。  


 対戦プレイを前提にしたプログラムもあります。 『格ゲー』という括りに属し、全身タイツの女性2人がプロレスのリングで戦います。 決着は『膣で咥えたエボナイト棒を抜かれたら負け』或は『相手より先に排便すれば負け』。 つまり、両者は闘う前に2Lずつ浣腸を受けいれ、膣にはエボナイト棒を挿入してからリングに上がります。 キャラクターにはそれぞれ『(膣圧)耐久力』『(浣腸)耐久力』『(絶頂)耐久力』や『握力』『技力』『愛撫力』が設定されていて、キャラクターの選択も重要な戦略になっていました。 つまり『膣圧耐久力』が弱い相手には、エボナイト棒を掴んで引き抜きやすい『高握力』キャラが有利、という感じですね。
 闘いは2D画面で実写キャラが技を掛けあいます。 各キャラは十字キー入力に従って動き、それぞれのモーションが設定されていて、アクションごとに違和感がない動きをします。 例えばキャラAが乳首を鷲掴みにすると、キャラBは感じる表情をしつつ胸を振ります。 キャラAが舌を伸ばしてキャラBの股間を舐めると、キャラBは鼻の下を伸ばしながら股間を上下させます。 技にも色々ありました。 ジャンプしてお尻を相手の顔に叩きつける『ヒップアタック』やブルンブルンと乳房を振り回す『おっぱいビンタ』、背後から投げたまま固める『恥ずかし固め』やおまんこを拡げて相手の顔に擦りつける『おっぴろげジャンプ』は勿論、『その場でブリッジをして斜め上にオシッコをとばす技』や『ほじった自分の鼻クソを相手の鼻の穴に入れる技』まで、技といえるかどうかはさて置き多士済済です。 しかも、どうやらすべてのキャラ、すべての技に対してモーション『技を掛ける方』も『技を受ける方』も独自モーションが用意されているようで……あの、これって、どれだけたくさんのモーション素材があるのか、軽く1万通りを超えそうなんですけど……。
 耐久値が削られると、その場で絶頂する、或はマングリ返しからエボナイト棒を引き抜く、或は脱糞して勝敗が決します。 勝った方は負けた方を仰向けに横にして跨り、自分の排泄物を食べさせます。 便器扱いすることで力の上下関係を示して終わり、という演出らしいんですが、『後味が悪い』結末なのは否めませんよね……映像も実写なので、ゴクゴクいう喉を汚物が通ってゆく様子は誤魔化しようがありませんし。


 ここで、それまで黙って見ていた22番さんが『自主的にここまでやったんですか? それとも、教官から指示が出てこうなったんですか?』と質問しました。 先輩の答えは『指示はない。 でも全然合格が貰えないから、仕方なくエスカレートして、こんな感じになる。 結果的には指示されたようなものでもあるし、自主的にやったといえなくもない』。 なるほど、現場の雰囲気が想像できます。 無言の圧力といっても、教官の期待に応えなくちゃいけないわけで、他に選択肢はなかったんでしょう。 どのみち私たちも近い将来授業を通じて経験することです。


 次は異色の『ボードゲーム系』で、一週間の前半を『従僕パート』、後半を『冒険パート』とします。 戦闘、移動は共に『気合のサイコロ』を振ってイベントを起こすという、双六(すごろく)形式。 『従僕パート』では12人いる男性キャラの家を訪れたり、貢物をしたり、家事や裁縫をトレーニングして過ごします。 『冒険パート』では自分を選んだ男性に伴われ、ダンジョンを探索します。 博士系キャラの従僕になった場合、自分のお尻を計算用紙として使ってもらったり、力士系キャラの従僕になった場合、主人が使用する清めの塩として自分の『潮』を使ってもらったり、調教師系キャラの従僕になった場合、ハミを噛んで馬となり主人を背負って走り回るという具合です。
 最終的に12人の男性キャラのうち、誰かに選んでもらって従僕になる、というゲームです。 従僕といっても『家畜』や『家具』、『愛玩』或は『人形』と碌な展開じゃないそうですが、誰にも選ばれなかった場合はもっと酷い結末が待っているそうで……詳細は敢えて聞かずにおきました。 ここら辺の展開は現実の私たちが恐れる所でもあり、たかがゲームだからと笑って流せるポイントじゃないんです。 私たちも学園から弾き出された場合、Dグループ、或はEグループという全く笑えない運命が待っています。 絶対に与えられた課題をクリアしなきゃです。




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