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憂鬱なお姫様
【その他 官能小説】

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短い再会-4

ティアラはラウルを抱きしめる腕に力を入れると

ラウルはそれに答えるように、ティアラの唇を奪う。

するとお互いに触れられなかった期間を埋めるように、

二人は激しい口づけを交わし始めた。


貪るような口づけにティアラは立っていられなくなってしまう。


「―――おい、もう腰が砕けてるぜ。もうはや限界か?」


ティアラは首を振ってラウルの唇にすがりつくと

彼女の咥内に、生暖かい舌がゆっくりと割り込んでくる。

ちゅくちゅくと這うように咥内を掻き回され、ティアラの息が益々あがってしまう。


ラウルはティアラの唇を深く吸うと、彼女の乳房をドレス越しに撫で始めた。

彼の大きな掌にも収まらない、暴れる二つの毬を両手で揉みしだく。

グルグルと円を描くような手つきで優しく触られると、

ティアラは我慢できなくなってしまう。


直接触ってほしい・・・。

ティアラは隠しきれない淫らな気持ちでラウルの腰に手を回した。


すると、ティアラの欲していることを気がついたラウルは、

熱い口づけを中断し、彼女の耳をペロッと舐めながら甘い声で妖艶に囁く。


「もっと刺激が欲しいのか?」


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