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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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新しい玩具-3


「病院行ってお医者さんに、
  取ってもらおっか?」

「 ぇ!? 〜っ、!! 」

「産婦人科。だろーね。」

「っ!? 〜っ、、 〜っ、」 

   嘘、! 〜っ
  
    


ちづるは想像する。

このまま、ローターが入ったまま
病院へ行く。
病院の先生や看護婦から
好奇の目にさらされる。

想像はどんどん膨らむ。

看護婦達が遠くから、
クスクス笑っている。

一瞬にして血の気が引いた。
怖くなり、とうとうタクミの前で
パニックになる。

「ぃや、っ!! いやだっ!
 行かない ! ぅう、 、っ
 行かない っ、 ぅっ、 ふぅ、」

「、 、 、、っ、」

  う わーーー、、 、

   本気にした

 棒状のものなんだから
  抜けなくなる訳 ないのに

 ぁーーー 

    やばーーい

  楽しーーー

 振動止める事にも
    気がついてないし 



ちづるは
小さい子供のように泣いている。
タクミは泣いているちづるを
抱き締め、頭を撫でる。
耳元で囁く。

「っ はーーー、、、
お医者さん、嫌なのーー?
 そーだよねー。
 エッチなローター使って
それ、抜けなくなっちゃいました、
 なんて、、
 恥ずかしいよねーー? 」

「ふっ、 ぅうっ、、 
 ぅっ、 ぇ、 っ、〜っ、
 ぅっ、、! 〜っ、ふぅ、」


「っんーー、、
  困ったねーー、、?
 女の、お医者さんならいい?」

「〜っ、ぅ っ  
 嫌だ! あたし、、行かないっ
 ふぅっ 〜っ、ぅう っ  」


「、っ、ふっ!
     冗談だよ。」

タクミは笑いを堪えながら
少しちからを入れて、
ちづるからローターを引き抜いた。
そしてこう言った。

「固形物じゃないんだから、、。
取れなくなる訳ないでしょー?」

「〜っ、ぁ、 、
 ふぅ、ぇ、 んんっ、んっ」

今度はローターが抜けた安心感から
ちづるはどんどん泣き出してしまった。
タクミは抱き締めながらちづるを
なだめる。
可哀想とは思う一方で、
どうしようもなく笑いが
こみ上げてくる。

「よしよーし、、
〜っ、 ふ、っ!
もう、大丈夫だってーー。
    怖かったの?」

「ぅうっ、 ん、んっ、、
  ふぅ、 〜っ、〜っ、、 」

しばらく抱き締めてなだめていた。
すると、ちづるは今度は
責めるような目でタクミを見つめる。
タクミが言う。

「、ぁ、。
   怒った?」

「、〜っ、、 、」

暗い部屋の為、タクミには
分からなかったが
ちづるの顔は真っ赤だった。


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