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君が泣かないためならば
【女性向け 官能小説】

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「次の日曜日にお互いの親に報告した後、式場を探しに行こう」

「え?」

エッチが終わった後の、緩やかな空気の中で
啓が私を抱きしめながらぽつりと言った。

「1番早くとれる日に結婚しよう」
「え?え?」

「何?不満?」

「え?不満じゃないけど、急だから」
「俺の中では急じゃない」

満足げに笑うその顔をさせられるのは私だけ。
そう思えることがとてもうれしい。

「急じゃないんだ?」
「急じゃない」

「でも、私を重田さんに譲ろうとしたじゃない〜?」
「重田さんは関係ない。
明日香が幸せになることだけが俺の願いだから」

真面目な顔をしてそんなことを言うから

「啓が幸せにしてくれるんでしょう?」

そう言った私をじっと見つめる。

「明日香はそれで幸せか?」

啓は自分よりも人の幸せを考える。
その中でも私の幸せを1番に考えてくれている。

「もちろんよ。
啓じゃなきゃ幸せになれない。
啓が私を幸せにして!」

「俺が―――俺が明日香を世界で2番目に幸せにしてやる」

「1番じゃないの?」
笑いながらそう聞けば。

「世界で1番幸せなのは―――俺だ」


I am the happiest person in the world!




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