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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Runa:「虚心坦壊(懐)」-5

「もっと言うと…唇で乳首触ってると、どんどん硬くなってくるの分かるから興奮するよ。最初は自分の唇と同じくらい柔らかいのに…だんだん乳首だけ硬くなっていくからね。」

あ…。

私の体なのに、赤の他人である勇樹の方が私の体について詳しすぎて。

しかも、知らなくていいことばっかり教えられて。

恥ずかしいあまり、言葉が思うようにでない。

「ふっ…あぁんっ…。」

勇樹広がったの柔らかい唇と、唾液の生温かい感触が私の胸の中心で敏感に伝わってきて焦らすように先端へと勇樹の唇が収縮していく。

「そうだ、乳首でフェラしてあげよっか。」

そういうと、勇樹は私の右胸を両手で掴んで乳首を突出させてくる。

それはまるで、体に刺さった棘を皮膚から取り除こうとするみたいに。

そうやって、勇樹の手によって私の乳首は強調されるようにされてしまう。

「いやっ…やめてっ…あんんっ」

唾液を潤滑油のように塗りたくられた私の乳首を、勇樹の唇で上下にピストンする。

繊細な動きで、ペニスより小さい私の乳首を勇樹は性格に唇から外れないように挟まれている。

「瑠奈の乳首カッチカチになってるよ?乳首フェラしやすくていいよね。」

と、勇樹は言って私の髪を撫でる。

「んんっ…ダメだって勇樹ぃ…。」

恥ずかしいことをされている自分。

その恥ずかしいことをされているのに、気持ち良くなっている自分。

客観的に自分を見ようとすると、恥ずかしさで死んでしまうんじゃないかと思ってしまう。

「恥ずかしくてっ…死んじゃいそう…んっ…」

勇樹の言った通り、私は壊れてしまったのかもしれない。

私の中で何かが壊れて、理性によって勇樹にどんなに恥ずかしいことをされても恥ずかしいからやめて欲しいから、抵抗できるうちは否定し続けてきた。

でも今はいつもと違って、私から勇樹に体を捧げていて…”無理矢理仕方なく、体を弄られている”なんて言い訳は通用しない。

自分に嘘を吐き続けて…快楽の底なし沼にハマっちゃいけないって思っていたのに。

「恥ずかしくて死んじゃいそう…、でも死んじゃうほど気持ちいいでしょ?」

言葉でそれを肯定するのは、恥ずかしい。

陽ちゃんみたいに、いっぱい気持ちいいことは気持ちいいって言えたらいいのになんて思ってしまった。

私はそんな風に堂々と振る舞えないけど。

「気持ち良くないかな…?」

違うって…。勇樹は私よりも私の体を知り尽くしていた。

気持ち良くないわけがないんだもの。

「はっ…あんっんっ…」

そんなことを思っても、声には出せないので首を横に振る。

喋っては、再び乳首を唇で上下させていた勇樹が驚いて動きを止める。

「瑠奈…どうしたの。なんか今日は凄い素直。いつもなら気持ち良さそうな顔してるのに言葉は否定してるのに…。じゃあ、気持ちいいんだ?」

そんな風に思われてたんだ。別にそんなことないんだけどな…。

だって、勇樹に体を触れるの私好きだもん…。

それに…。自分に言い訳をしない方が…いつもよりもずっと気持ちいいって知ってしまった。

表現するのは難しいし、やっぱり恥ずかしいことには変わりないけど…。

私はまた首を縦に振って勇樹の問いに答える。

いやらしい私…。男の人の下品な問いかけにこんな風に素直に答えちゃうなんて。

でも、そうやっていやらしい自分を肯定した方が…楽だなんて…。ちょっと怖い。

「そういうことに肯定的な方が、エロくて素敵だ。」

そう言って、乳首から唇を話して微笑んでいる勇樹と私は目が合う。

「あっ…。」

自分の胸に悪戯をされているところを普段なら見ないのに、それを改めて見るとすごく恥ずかしくなる。

「ふふ…。顔赤くして可愛いなぁ。そのまま乳首フェラされているところを見てなよ。」

別に勇樹の言う事を聞かなくてもよかったが、ここで否定する意味もないのでそのまま勇樹に乳首を弄ばれるところを私は見ていた。

勇樹の顔に笑顔はなく、ただ真剣そうな表情で私の乳首を力を入れ過ぎないように挟んで上下に動く。

「んっ…ダメッ…」

乳首を擦っているところを見ていた私と、勇樹の目が合って私に微笑む。

勇樹は乳首から離れて私の背後に回って、私を抱きしめる。

「気持ち良さそうな顔してたね…。ギューって目を瞑ったり、唇を噛んだりして。恥ずかしそうにしてる顔見るの、ほんと好きだな。どんどん虐めたくなっちゃう。」

そんなことしてた覚えはないのに…。よく見てる変態め…。


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