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離夫人
【熟女/人妻 官能小説】

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思春期のトラウマ-1

高層マンションの一室に集まる数組のカップルはお互いのパートナーを変えそれぞれに自由奔放に楽しんだスワッピングパーティーも終了の時間を迎えていた
お互いに満足し合った参加者たちは本来のパートナーと部屋を後にした
単独で参加していた浩二は1人自宅に戻った
(何度参加しても同じだ)
理解し合うもの同士の交わりでは満足することができなかった

(他人のものを自分のものにしたい)

浩二の持つこの感覚は思春期の体験にさかのぼる

浩二がまだ幼い頃に父が他界し、母は建設業を営む男と再婚した。
しかし、浩二が中学になると今度は母が他界する、父の選んだ再婚相手は30過ぎ、浩二より2歳年上の女の子がいた。
新しい母親と姉は二人とも優しく浩二に接してくれた、中学生ともなればそれを素直に受け入れることはできなかった

何より浩二には2歳年上の女の子よりその女性の方が魅力的に映っていた

母親はいつからか夜遅くまで飲んで帰って来るようになり徐々にその頻度は増えていった
そんな日の翌日の食事や弁当は姉が作ってくれた
家庭内のなんとなく重い雰囲気は自分が素直に二人の優しさを受け入れられないせいだと思い込んでいた

そんなある日、浩二は信じられない光景を目撃した
必死に抵抗する姉を父が力ずくで押さえ込み犯していた
「この前も教えただろう!」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
諦めたように抵抗をやめる姉に満足したように自分の身体を埋め込んでいく
その痛さに悲鳴をあげる姉に気を使うわけでもなく自分の欲望を吐き出す父

助けに入る勇気は浩二には無かった
二人に気ずかれぬように家を飛び出した
時間を潰し夜中に家に戻った、朝になると姉はいつもの笑顔で食事の支度をしてくれた
(気づかないふりをしよう)

しかし初めて見た男女の交わりは刺激的だった、それから浩二は2人の行為をこっそりと覗くようになった
毎回、父の行為に怒りがこみ上げるが
泣きながら吐息を漏らす姉の姿は刺激的だった
(やっぱり、なんとかしないと)

浩二は二人のいない時間に母親にその事実を告げた
「知ってるよ」
「だったら」
「本当の親子じゃないんだから」
そんな態度に怒りがこみ上げてきた
「お母さんが助けてあげないと!」
「浩二も見てるだけなんでしょう?同じ事してみたいんでしょう?」

浩二は母親を押し倒した、経験などない
抵抗しない母親の胸を揉み唇を合わせる
どれもが初めての行為、挿入などうまくいくはずがない
「無理しないで、経験ないんでしょう?
教えてあげる」
浩二を抱きしめると唇を合わせた
「私がした通りにすればいいから」
差し出した舌に舌が絡みつく浩二の口の中を暖かく柔らかい舌が動く、同じように浩二も真似をする
唾液の交わる音がしばらく続いた
「母さん、俺 、こんなつもりじゃ」
終始リードされ初めて女性の中に入った
「ああっいい、腰を動かして」
夢中で腰を振りあっという間に果てる
「秘密よ」
浩二は無言で首を縦に振った
血の繋がらない親子の関係は深くなっていった





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