投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 209 「夏の出来事 5」 211 「夏の出来事 5」の最後へ

どっちが好き ?-2

ちづるは、イッた後にタクミを
じっと見つめる。
その目が涙目になってくる。
何か訴えるような目をしている。

「 はぁっ ちづちゃん ?
 泣いて る ? っ はーー
 ぅっ 〜っ、はぁ、、 」

「ん、 んん、、大丈夫 〜っ
 ぁ はぁ、、んっ、 」

「ぁーー、、っ なか ! 

 や ばい 

   気持ちぃ、、 はぁ 

 何でも 〜っ、
    言ってよ? ね?」

しばらくSEXを続ける。
タクミはちづるの頭と頬を撫でる。
ちづるは、泣き出したい気持ちになった。
思わず言う。

「っ、〜っ、タクミ くん
 〜っ、はぁ ん  んん、

 離れたく ない 」

「 ぇ? 〜っ、はぁ 」

「〜っ、ぅ、、 
   私、 駄目かも 」

「 ? 〜っ、っ ぁーーー
  っ はぁ、、
イキそ !
   駄目 って ?」

「 〜っ、っ、 、 ん、、 」

「〜っ、? ぁ、! 
 俺 、、 イく ね ?」

「〜っ、 タクミ君 、、」

「 んっ? 

 はぁっ、、っ ぁーーー! 
 ぅ、 、っ ! ぁ ぁ   」



ちづるはタクミの肩にしがみつくと、
小さな声、耳元で「ごめんね。」
と言った。
その瞬間タクミはイッた。

ちづるが、何に対して謝ったのか
タクミには分からなかった。
イッた後、しばらくタクミは
そのままの体勢でちづるを
抱きしめている。
タクミが言う。

「っ はーーー、、

何が、、ごめんね なの?」

「〜っ、ん、 ぅん、、」

「 ? 」

「、、後で、言う  〜っ、 
 シャワー、、、してくる。」

「 うん、、。」

タクミはちづるから身体を離した。
ちづるは、急ぎ気味でお風呂場に行こうとする。
タクミはトランクスを履くと
部屋の中をウロウロと歩き回り
部屋の様子を観察しだした。
タクミがクローゼットを開けて
ちづるに声をかける。

「あ、見て見てー。
  バスローブ発見〜。」

「 、、本当だ。」

「シャワー浴びたら、着たら?」

「うん。」

タクミはそう言いながら、
バスローブを1つ取るとちづるに渡す。

「ぁ、〜っ、、ありがと、! 
じゃあ、シャワーしてくるね 、」

「 ? 

   うん。 」

ちづるはお風呂場に向かった。
1人になったタクミはベッドに横たわると、リモコンでテレビをつけた。
しばらくテレビを見ていたが、
睡魔に襲われる。
頭を手で支え起こしているが、
ウトウトしはじめていた。

ちづるが、シャワーを浴び終わり
バスローブを羽織って部屋に入ると
タクミがベッドの上で眠そうにしている。
それを見て、ちづるもベッドに入る。
横を向いているタクミの背中に
自分のおでこをそっとくっつけた。
タクミがちづるの気配に気がつく。

「ぁ、、、あがったの?」

「、ん、、」

「なんかーー 
  一瞬だけ寝てたかもー。」

「、 うん、、」

「で?」

「 ぇ ?」

「さっきの。
 何のごめんね なの?」

「ぁ、、うん、
 あれは、 ね ?」

「? んーー?」

タクミはちづるの方を向こうとする。
ちづるはそれを感じ取り、慌てて言う。

「ぁっ! あっち、向いてて!
このままのが、、 、」

「 ? 

  このままのが?」

「〜っ、、 ん 
このままのが、、 、〜 っ 
  
   言いやすい から 」

「 ?」

「あのね、

  〜っ あたし!  」

  何を どう

   伝えればいいんだろう

 ちゃんと 本音を 言いたい

 でも、 、 、 

 本音を伝える事は
  相手を不快に
   させるかもしれないって事

    私 知ってる

 
 《   気持ち悪い。

 もう本当、連絡しないで。 》 

 
  あの頃の事
     思い出しちゃう

 けど、 、 

   だけど 

「 タクミ君は っ! 」

 伝えない方が

   伝えない 人のが

 ちゃんとした
   大人なのかもしれない  

 けど

    私には

「っ 〜っ、
 ゆ、 ゆかちゃんと、、

  暮らす 予定なの!?」


  出来ない

   浮気相手

   もう 出来ない



「、 、 、、は?」


「〜っ、 〜っ、! 、」

  ごめんね

       好きだから 

    もう 

  出来ない みたい


「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 209 「夏の出来事 5」 211 「夏の出来事 5」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前