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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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振動-3

夕方4時。
カラオケ屋を出ると、
少しだけ雲が多くなっていた。

2人はホテルに向かい歩き始めている。

タクミは、雨が降りだすのを心配して、
少し早歩きで歩く。
ちづるは少し後ろを歩く。
タクミが振り向いて言う。

「ちづちゃん、明日仕事だっけ?」

「、、え、? 〜っ、、
       うん。」

「そっか。
じゃあ、
ホテルは休憩だけのがいいかな?」

「 あ、〜っ、、
  うん、、そうだね、 、」

「 ? 

 3時間ぐらい休憩してー、
お家帰ろっか?」

「ん、、? うん、、。」

「? 
 なんか、また顔赤いよ?
 大丈夫ー?」

「うん、、、っ 
    大丈夫、、! 」

「、 、、。」

 振動させてないから
  タンポン入ってるのと

 同じ感じ だよなぁ 

  なのに なんか 
      ちづちゃんが

   変 。

「〜っ、、 ぅ、 、
 はぁ、 、 ん 」 

「 ちづちゃん? 」 

「〜っ、、 〜っ、」

「 ? どした? 」

しばらく歩いたが、
タクミはちづるの様子が気にかかり、
足を止めた。

「〜っ、 、 
  タクミ、、くん、 っ、」

「 どーしたの?」

「 ゴメン、、私、 
     〜っ、 、」

「 ?  ん? 」

「 ふ、 っ んん、 
   なんか っ 
 イっちゃい そぅ かも、、 」



      へ? ?

「、 、、は?」

「 っ、はー、、 はぁっ、」

「え? どこに? ぇーー?
 なんで??」

  振動させてないのに?
   触ってもいないし !

  どういう事だ !? 

  どんな神業 ? ! ? 

「ぁ、、 歩くと、っ 
 なんか、分かんないけど、 
 擦れ て、 、
  イっちゃいそうに

  なっちゃうの 、 、
    、、ゴメン。 」

「、 、 、、、。


 はーーー、なんか、、、
凄いね、ちづちゃんて。」

 歩くと 
 勃起してるクリが擦れる
   って 事??

  やば 

 そんな事って あるのか

 オナ禁効果もあり
    限界越えてた 

   みたいな事?

「、、ゆっくり歩けば、平気?」

「ん、 うん、、多分、、。」

「まー、、でも、
 イッても、大丈夫じゃない?」

「ぇ、?」

「ほら、ここ人少ないし。
ホテルの方むかえば
もっと少なくなると思うし。
歩いてて、イッても、、。

 バレない かもよ? 
  俺、人いたら隠すし。」

「、 、、〜っ、 
      駄目 ! 」

「 ? なんで?」

「〜っ、、〜っ、 ぅ、 」

「ちづちゃん、、?」

ちづるがタクミを見上げる。
息が、あがっている。
その目は涙目だった。
端から見るとモメているように見えて、
すれ違う人はチラチラと2人を見ていた。

「何でも、言ってって、
 前に言わなかった?」

「〜っ、、 〜っ、」

「なんでイッたら、駄目なの?
 ちゃんと教えて ? 」

「〜っ、、 ! 〜っ、だって、
 怖いんだもんっ 〜っ、」

「? 何が?
 ぁ、お外でイくのが?」

ちづるは首を振った。

「〜っ、ぅっ 〜っ、
 出ちゃったら、 、〜っ、」

「 へ ? 」

  まさか

「漏らしちゃったら、って事?」

「〜っ、、 ぅ 〜っ、」

ちづるは頷いた。

「、、 。」

 それは 確かに

  マズい

「、、 ホテル、急ごう。
近いから。もうすぐだから。

 あ、でも、ゆっくり歩こう。
ゆっくり、、急ごう。」

「んっ、 ふぅ、 んん、
 ゴメンなさい、、、。」

「んーん、、。」

 っつか 色々 我慢させたの
   俺だし

 ぁーー なんか

   萌え

 辛そうなの いいな

 楽しい


 って いやいや!
   それどころじゃ ない

 ちづちゃんに
  外で恥をかかす訳にはいかない

 それこそ このデート

   トラウマになっちゃう !

 急ご!

   いや クリ擦れないように

  ゆっくり !

タクミはちづるの手を取り、
ゆっくり歩く。
ちづるの手は、じっとりと濡れて
汗をかいていた。
タクミが言う。

「ツラい?」

「ん、 ゆっくり歩けば、、
平気、 少し、痛いけど 」

「痛い? ぁ、クリが?」

「ん 、ぅん、、。」

「 そっか。」

 フル勃起 か

、 、 、 、、。


  これで  今 

 スイッチ入れたら
    地獄だろーなーー

 ぁあ やりたい 

   やりたい っ 

 ホテルついたら
   すぐスイッチ入れちゃお

「引いた、よね、、?」

「 え?」

「歩くだけでこんな風に、、
なっちゃうんだもん。」

「、 、、いや、
  引いてないよ。」

 むしろ 萌え

  つられて 勃っちゃいそーー

「なんか、、本当、 
 みっともない 、 、。」

「そんな風に思ってないよ?

 むしろ ね ? 俺は、、、」

その時、遠くの方から声がした。

「常盤さーーん?」 

男の声だった。
ちづるは思わず、マズイ!と焦り、
繋いでいた手をパッと離した。
  


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