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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈仕打ち〉-1






……………………………………今にも落ちてきそうな灰色の空の下、見渡す限り続いている真っ黒な泥の海に、愛は嵌まっていた……その身体は腰まで埋まっており、少し動くだけでズブズブと身体は沈んでいってしまう……。


「お姉ちゃん!し、沈んじゃうよぉ!」


悲鳴のする方を見ると、そこには亜季が居た。
もう胸元まで泥に埋まっており、今にも全身が沈んでしまいそうになっている。


「亜季ッ…!じ、じっとしてて!いま助けるから!」

「沈んじゃう!沈んじゃうぅ!」


愛が腕を伸ばしても、亜季の身体はどんどん愛から離れていく……まるで川で流されていくように亜季は離れていき……泥の中に完全に沈んだ……。




「うわぁッ…!」


叫び声と共に愛は目覚めた……だが視界は真っ暗なままで、光は一筋も射し込んでこない……どうなったのかと辺りを見回すように顔を振るも、視界に変化は見られなかった……。


(め……目隠しされてる…?)


ほうれい線を境にして、頬や額や頭皮にピタッと何かが張り付いている感覚から、愛はマスクのような物を被せられていると感じた。

長時間にわたって体重を受けていた太股は痛みに痺れ、真下に下ろすしか出来ない両腕はなんとも怠くて重苦しい。
開かされている股間は未経験な違和感を覚えており、それはあの凌辱が夢などではなかったという証左である。


愛は未だに自分があの鉄パイプを組んだ拘束台の上に置かれているのが分かったし、ワンピースを捲られての全裸のままだという事も、肌の感覚で分かっていた。

瞼の裏に浮かんでくるのは、お気に入りの青いワンピースを手首に絡めさせられた上でガニ股にされ、全裸のままで頭部をマスクで覆われた自分の姿であった。
それは想像するだに悍ましい、異常者しか好まない痴態である。

あの目付きの悪い……というか、何を考えているのか分からない猛禽のような目をしたオヤジが話していた《ペット》に、着実に仕立てられていっている……と、感じずにはいられなかった。


「……は……くッ……!」


愛は手首と足首を掴んでいる枷が抜けないか、と足掻いた。
掌を窄め、爪先を伸ばし、有らん限りの力を込めてグイグイと引っ張ってみるが、枷の握力は弱まる気配がなかった。



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