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超合体★アクメロボ ガングリオン
【SF 官能小説】

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敵もアクメロボ?! 芽衣ちゃんを救え!!-5

彩音「次のハガキは神奈川県横浜市にお住まいの湊野ようこちゃん(11歳)。『第1話で彩音ちゃんを呼んだ声は誰ですか? 私も大きくなったらガングリオンに乗りたいです!』」
コリン「あれはガングリオンのアクメ・スカウターから発信した特殊電波なんだ。受信できるのは強力なアクメパワーの持ち主だけだ。君は受信できるかな? その歳でガングリオンに乗りたいなんておませさんだな〜。もっと大きくなってから乗らないと、彩音みたいにガバガバになっちゃうぞ!!」
彩音「誰がガバガバですって!!!!!」 バキッ!!
コリン「あいたっ!!」

彩音「最後のハガキは北海道札幌市にお住まいの黒増富男くん(43歳)。まぁパパと同い年ね! 『コリン君はE−1星の侵略が始まる前に地球に危機を知らせたりしなかったんですか?』」
コリン「うん、いい質問だ。僕の父さんがアメリカ国防総省をはじめ、政府の研究機関を対象に暗号電波でアクメ・リアクターの設計図をこっそり送ったんだけど…」
彩音「送ったんだけど…?」
コリン「構造からしてオトナのおもちゃと勘違いされて、アダルトグッズのメーカーに横流しされちゃったんだ!!」
彩音「ガクッ!!」
コリン「みんなからのお便り待ってるよ! じゃあみんなで一緒に!」

アイキャッチ「ガングリ…オ"オ"オ"ォォ――――ン!!!」

彩音「芽衣ちゃ〜ん!! うわ〜〜〜〜ん!!!」
コリン「いくら泣いても状況は変わらないぞ!! このままほっておけばE−1星軍は地球のメスをどんどんさらい続けるだろう。2人で早くアスペル・ガーを倒すんだ!!」

彩音は泣くのをやめてコリンの方に振り向いた。

彩音「でも…。あのロボットに乗ったらまたHなこと一杯されるんでしょ…?」
コリン「当然じゃないか!! 彩音の仕事はイキまくってガングリオンにアクメパワーを供給することだ!! でもアスペル・ガーに搭載されているアクメ・リアクターは父さんのと違って急造の粗悪品だ!! …マシンに責められ続けて芽衣はすぐ死ぬぞ!!」
彩音「それ、ほんと…?」
コリン「あいつらに完璧なアクメ・リアクターが作れるわけない! 次から次へとメスを乗り潰すつもりだ!! それを阻止できるのは僕と彩音だけだ!! さぁ立ち上がれ!!」
彩音「コリン君…。本当に芽衣ちゃんをあのロボットから助けてくれる?」
コリン「ああ約束する!! 必ず救ってやる!! だから僕に任せておけ!!」
彩音「…わかった」

その言葉を聞いて彩音はようやくベッドから起き上がった。

彩音「じゃあ約束だからね…? 乗るのは今回だけなんだから…」
コリン「これで決まりだな!!」

(芽衣ちゃん…。待っててね!! きっと私が助けてあげる!!)

窓から夜空を見上げる彩音。
親友をもう一度この手で抱きしめるまで何度でもイッてみせる…そう決意を固めたのだ。

挿入歌『彩音のテーマ』(歌:多杉罪子、コーラス:きりぎりす’73、キングはかば会)

ルルル… ルルル…
お前は悪魔 ステッドラー
罪なき女(ひと)を苦しめる 絶対許さない
コリンと2人 手に手をとって ガングリオンで戦うわ
ああ 彩音 彩音 可憐な少女
二つの胸の膨らみ その割れ目 ( i ) 
不毛の丘に 刻みつけられた刻印(しるし)
子宮に秘めた アクメパワー 女の力を見せてやる
服も プライドも 羞恥も 脱ぎ捨てて
ピストンマシンを 咥えた時に
貴女こそ 平和もたらすの

(しめた、口から出まかせを言ったらその気になったぞ! もう1回ガングリオンに乗せてしまえばこっちのものだ!! 後はどうとでもなる!! フッフッフ…)

彩音の横顔を見つめてほくそ笑む、腹黒いコリンだった。

そして翌日の夜。
軽く夕食を済ませたコリンと彩音は自分の部屋に戻るふりをしてこっそり玄関を出た。
しかし振り向くと鈴音が見送りに出て手を振っている。

鈴音「夜のデートもいいけど、補導されないように気をつけるのよ〜!!」
彩音「がくっ!! バレてた…」

2人がやってきたのは近所の公園だ。

コリン「カミング! ガングリオ――――ンッ!!!」

右手首のブレスレットをかざしてコリンが叫ぶと、空中の一点がキラリと光る。
ガラスでも割れるように夜空に大きな亀裂が入り始め、やがて巨大なロケットが姿を現した。
普段のガングリオンは飛行形態『ガングリ・ウィング』に変形して人間の目には見えない亜空間に格納されているのだ!!

コリン「行くぞ彩音!!」
彩音「うんっ!!」

ガングリ・ウィングから発射されたトラクター・ビームは2人をコクピットへと運んでいく。

コリン「ガングリ・ウィング発進ッ!!」

ガングリ・ウィングは東京湾に向かって全速力で飛び出した。

一方、東京上空ではシャルルの乗るアスペル・ガーMk−IIが暴れまわっていた。

シャルル「早く来たまえコリン君!! ぐずぐずしていると東京中が火の海になるぞ!!」

ズビューンッ!!
アクメキャノンが命中すると東京都一本庁舎は真っ二つにちぎれ、ガラガラと崩れ落ちてゆく。
グワーン!! ゴゴゴゴゴ…!!
3本の巨大なトゲのついたアスペル・ハンマーが第二庁舎を貫くと、凄まじい土煙を上げて倒れ込んだ。
火の海を逃げ惑う人々を尻目に、悠々と飛行するアスペル・ガー。
その姿をTV局の報道ヘリが追いかける。

アナウンサー「ご覧下さい!! 先週の攻撃にも持ちこたえた東京都庁がガラガラと崩れてゆきます!! 我々は宇宙からの侵略をこのまま手をこまねいて見ていることしかできないのでしょうか?!」

ガシッ!!
突如向きを変えたアスペル・ガーの巨大なツメががヘリを鷲掴みにした。


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