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同好会のそれ
【複数プレイ 官能小説】

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キス-5

リュウさんは あっさりとシャツとショートパンツをはき
玄関の方を見ながら 小声で話した
「お前ら 黙ってろよ・・・・俺が上手くやるから」
そういい残すと 
頭をかきながら玄関に歩いて行った
本当に 普通に 何もなかったかのように
歩いていった

そんな後姿を見ながら
俺は リエさんに抱きしめられていた
そして
背中でチカの手を強く握っていた

薄暗い部屋の中
玄関の方に みんな静かにしたまま
耳を向けていた

「どうかしましたか?」
「いやぁ ただの見回りですよ。部屋が暗かったんで声をかけてみたんです」
「あぁ 今 怖い話をして盛り上がってるんですよ」

リュウさんの声と 管理室の人と思われる人の声が
はっきりと聞こえる

「怖い話か・・・・そういえばここのキャンプ場で 過去に事件がありましてね」
「おい!やめとけ!そんな話 お客さんの前で」

管理室の人は二人いるみたいだ
一人が何か話そうとしたのを
もう一人が止めたようだ

「ま、何かありましたら 内線で管理室に連絡してくださいね」
「わかりました で、過去の事件って?」
リュウさんがなぜか話を切り上げずに 何かの話を聞こうとしだした
早くドアを閉めてくれ!と
思ったのは俺だけじゃないはず・・・

「いえいえ 大した事件じゃないんですよ 気にしないでください」
「今夜の見回りはこれで最後なんで この後は外出は控えてくださいね」

管理室の人たちが去って
リュウさんが部屋に戻ってきた

「もう!話を長引かせようとして!やめてよね!」
怒って声を上げたのはサトコだった

「わりぃわりぃ 何か気になってな」
リュウさんは笑いながら 薄暗い部屋の床に座る

ほっとしたせいか 脱力してしまった
リエさんも 同じ様子で ため息をつきながら 
俺の身体から腕を放していく

「あ・・・・」
少し静まり返った部屋で サトコがそう小さく発した
「え?サトコ・・・どうした?」
リュウさんが シンヤに挿入されたままのサトコを見ながら少し笑って聞いた
「・・・・・・・・シンヤの・・・・・縮んじゃった」


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