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痴漢の巣窟書店−女子高生2人組−
【痴漢/痴女 官能小説】

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−玲奈、陥落 その2−-1

_ その涌井の子分=辰己は、本棚の陰に隠れる様にして、玲奈に近づいて行った。
_ 周囲に気付かれない小さな動きのオナニーで、しかし確実に快感に溺れて行っている玲奈に、そっと背後から近づいた。
_ 玲奈にとっては予想外の方角からの出現だっただろう。店舗の奥の、バックヤードから辰己は出てきたのだが、目立たない扉で仕切られているから、そこから人が出て来る可能性があるということは、よほど注意して見ていないと気づかない。
_ だから玲奈は、全く辰己の接近に気付く事無く、理性と欲望の葛藤を心の内に秘めながらも、エロ本をおかずにしたオナニーを堪能し続けた。
_ そして辰己の手が、玲奈の尻に触れた。玲奈は、痴漢された。本屋で、オナニーをしている最中に。
_ 辰己の手が、尻に最初に触れた瞬間、玲奈は小さくびくっと仰け反った。快感がその肢体を突き抜けた事が、辰己には一目瞭然だった。そして痴漢された驚きと戸惑いで、玲奈は身体を硬直させ、声も出せず、身じろぎもせず、しばらくは尻を触られるがままとなっていた。
_ しかし、尻から全身に駆け上がる刺激の強さに、このままではいけない、自分がどうなってしまうか分からない、といった思いに突き動かされたのだろう、玲奈は、尻に触れている辰己の右手に自分の左手を添え、辰己の顔を潤んだ瞳で見上げ、
「やめて下さい」
と言った。
_ いや、言ったつもりだったが、声にはなっていなかった。
_ 尻から駆け上がる快感は、既に声を発する力を、玲奈から奪っていたのだ。辰己の右手に添えられた玲奈の左手にも、全く力はこもらない。
_ 遠目から見ると、玲奈が辰己の手を取って、自分の尻にあてがっているようにも見える程、玲奈の「抵抗」は成立していなかった。
_ それを良い事に、辰己は存分に玲奈の尻の感触を味わった。
_ 一見スレンダーに見えた玲奈の尻は、しかし十分な立体感を持っており、その丸みと弾力は、辰己を驚かせるほど官能的な迫力を持っていた。
_ 辰己は、玲奈の制服のスカートを、尻にぴったりと張り付けるようにして、撫で回した。濃紺色の制服のスカートが、やわらかな曲線を描く二つのふくらみを、その真ん中の一筋の窪みを、くっきりと浮かび上がらせた。
_ 辰己は玲奈の尻のシルエットを、じっくり拝めるように仕立てたのだが、そうした上でそれを、ぐわっしと鷲掴みにし、これでもかと、シルエットを崩れるところまで崩し切るように揉みしだいた。
_ ひとしきり揉みしだいた後、またしてもスカートを撫でつけ、尻に張り付けてシルエットが浮かび上がるように、再度仕立てあげる。そしてまた、鷲掴みに揉みしだいて、崩す。仕立てては崩し、崩しては仕立てる。それを何度も繰り返した。辰己は玲奈の尻を、視覚と触覚で心行くまで味わったのだった。
_ 尻を触っていない方の辰己の左手は、玲奈の身体を左側から前に回り込んで、玲奈の右腕を掴んでいた。左腕で玲奈の身体を固定する事で、玲奈の尻に十分なプレスを加えようという企みだ。
_ その辰己の左腕にしがみついて体重を支えるほど、玲奈は脱力させられていた。
_ スカートを張り付けようとする辰己のソフトな手さばきも、ぐわっしと揉みしだく荒々しい手さばきも、玲奈に立っていられない程の快感をもたらしたのだ。
_ 辰己の手が、尻から秘部へと伸びると、玲奈の身体は、今度は大きく仰け反り、
「んんあっ」
という声が漏れた。


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