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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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彼の居場所-8

それから私と一之瀬さんでブラブラと歩く、流石に休日をあって混んでる。

「え、昴さんとの結婚は何時かって?」
「はい、…その何だか寂しそうだったので。」

美術館でのあの横顔が脳裏によぎる。

「あっはは!若葉ちゃん鋭いわね、まぁね。」
「それじゃー。」
「私は彼が好き、でも、交際してからもう半年…結婚しようって言葉はまだ…。」
「あぁー。」

交際している彼氏からプロポーズを待ち続ける女性と、結婚への決意が固めれない男性。
血が血だからなぁ、私も近い将来彼女みたいにもどかしい思いをするのかな。

「でもいいんです、私は彼を信じます。」
「一之瀬さん。」
「もっと前向きに考えましょ、近い将来に楽しみが待ってるって。」
「えぇ、もし昴さんがいつまで経っても決意を固めれなかったら私、手を貸しますね。」
「うふふ、ありがとう。」





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