投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

早春 〜誘惑のストッキング〜
【熟女/人妻 官能小説】

早春 〜誘惑のストッキング〜の最初へ 早春 〜誘惑のストッキング〜 4 早春 〜誘惑のストッキング〜 6 早春 〜誘惑のストッキング〜の最後へ

第2話 早熟への誘い-2

それでも構わない。
形はどうあれ、彼が私を振り向いてくれるなら・・・・・・。
私は、彼からの一連の行為によって、まるで骨抜きにされたように夢中になっていた。
決して許されない、息子の友人である彼への想いが芽生えていたのだ。

そんな私だが、彼と出会った頃はもちろんだが、普通に友人の母親として接してきた。
ただ、容姿が優れて礼儀正しい所が印象的で、他の友人よりも特別に捉えていた。
息子の大地には悪いが、彼のような息子の存在に憧れる時もあった。
この頃から、彼に対して特別な感情を抱いていたのだろう。
それは、恋愛感情とも違う、彼に憧れを抱く強い想い。
私にしてみれば、遠巻きでアイドル視するくらいがちょうど良かった。
だが、今日の彼の行為により、私の身も心も一変してしまった。
それは、彼が向けてきた私への性的意識。
もちろん、彼の特殊な性癖により、私に向けられたのは十分承知だった。
それでも、彼の性と向き合った特別な時間は、私に色濃く残す思いにさせた。

いずれは、彼も大人の階段を登り、特別な誰かとまた向き合うのだろう。
あたりまえだが、それは私ではありえない事。
息子の友人と不適切な関係を持つなど、道徳にも反する許しがたい行為。
家族すら巻き込みかねない、大それた真似など出来るはずはなかった。

それでも、なぜか私の中で芽生える激しい嫉妬心。
彼が、他の誰かと考えるだけで、私は気が狂いそうにもなっていた。
おそらく、彼の性と向き合った初めての人間が、私だと言う思い込みが火をつけてるのだろう。
彼にとっては、初めての相手であり、私の足裏に残る彼の感触が、その全てを物語る証でもあった。
他の誰にも獲られたくない、彼の記念すべき青い体験。
少なくとも、私の足裏を女性器に見立てた彼は、一線を越えようと激しくなったのは間違いなかった。

形はどうあれ、私は彼を迎えあげさせて、一つになりたい気持ちはあった。
例えそれが足裏であっても、彼の脈打つものを感じたかった。
もう、二度と訪れそうにもないシチュエーション。
それを思うと、途中で止めざる負えない切っ掛けを作った、息子の大地にさえ憎悪を抱く思いがあった。
だが、私は密かに、彼だけに繋がるホットラインを思い付いていた。
それは、いずれ二人だけの関係が深くなる可能性を秘めた、私が彼に想いを馳せた秘策。
彼の特殊な性癖さえ受け入れれば、全ては私の手中にあった。

もう、後戻りは出来ない。
彼に対する私の想いは、歯止めが壊れたように募るばかりだった。
例えその切っ掛けが、彼の性と向き合った事であっても、私に後悔はない。
むしろ、男女間の辿り着く先は、性でしかありえない事。
もし、私の想いが報われるならば、再び彼の性と向き合う事にもなる。
まだ未熟な、少年の性と・・・・・・。
私の胸は高鳴りだした。
彼と育む、性の悦び。
それは未熟故に、私が彼を開花させて導く事にもなる。
汚れの知らない彼の身体を、私色に染めながら。
彼の性癖が特殊である様に、私もまた、少年の性に導かれようとしていた。

ここで、全ての事がはっきりした。
彼の特殊な性癖の見返りに、私は未熟な性を弄び、快楽の極みへと昇華させる願望。
それは、計り知れない、未知数の少年の性を体現する事にもなるのだろう。
その鍵を握るのは、彼を誘う『〜誘惑のストッキング〜』。
今日の空間を彩り、私と彼の距離を近づけた魔法のアイテムでもあった。
私は再び、彼を誘い出そうと、そのアイテムに全てを託す事を心に決めた。
後は、運とタイミングしだい。
その時は現実味を帯び始めると、再び私自身は溢れ出していた

抑える事の出来ない胸の高鳴り。
彼と過ごす時間を思い描くと、私はショーツに手を忍ばせ、ベッドに埋もれていた。
同じ屋根の下には、彼が居るにも関わらず。


−つづく−


早春 〜誘惑のストッキング〜の最初へ 早春 〜誘惑のストッキング〜 4 早春 〜誘惑のストッキング〜 6 早春 〜誘惑のストッキング〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前