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幼肉の宴
【ロリ 官能小説】

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解放-3



最初は自分がどこにいるのかもわからなかった。
ようやく自分の家に帰ってきたことを思い出し、さっきのことが夢とわかって、ホッとしたのも束の間、昨日のことを思い出して、胸の中に暗い気持ちが澱のように沈んでいった。

昨日の夕方、いきなり純平がやってきた。
夫が長く居なくなるのを知って、無理矢理押しかけてきたのだ。
家のなかにはミナが居た。
純平は、ミナを欲しがっている。
子どもを産まないなら、ミナを寄越せというようになった。
狂っている。
純平は、抑制の効かない、大きな子どもだった。
純平にミナを見せるわけにはいかなかった。
取りあえず、家から遠ざけることだけを考えた。
必死に頼み込むと、ならば夏美が相手をしろといってきた。
別れ話を切り出してから、だいぶ日が経っていた。
純平は納得していない。
逢うつもりはなかったから、肌を重ねなくなってから久しかった。
ほんの少しならと油断していたところはあった。
まるで知らぬ仲ではないのだから、仕方がないとあきらめてしまったところもある。
知らないどころか、倒錯の性交まで許していた。
純平に縛られて、鞭で打たれながら何度タケルの名前を叫んだかわからない。
同じ事をしに行くだけだ。
すぐに帰るつもりだったから、タケルやミナには黙っていた。
後ろめたい気持もあった。
理由を聞かれたら、なんと答えていいのかわからない。
だから黙って、家を出た。
馴染みのSMホテルに連れて行かれた。
久しぶりのセックスに、わずかながらも気分が高揚していたのは確かだ。
少しは愉しみたい気持ちがなかったかといえば嘘になる。
すっかり油断しきっていた。
それが、命取りになった。
縛られて、妙なクスリを打たれた。
途中からはわけがわからなくなって、膣のなかに溢れるほどの精液を注ぎ込まれるハメになった。
拒むどころではなかった。
夏美は泣きながら、それを欲しがった。
そして……。

身体に震えが取り憑いた。
夏美は自分のあさはかさを呪った。
だが、どんなに後悔しても後の祭りでしかない。
夕べは、どうやって家に帰ってきたのかも、よく覚えていない。


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