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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈被虐少女〉-7

「う!?…んく…ッ!」


首謀者は前髪の他に顎までも掴み、完全に愛の顔面を自分の眼前に捉えた。
僅かに鬱ぎがちに視線を外し、そして意を決したように睨み返してくるその態度は、もはや崩れ去った虚勢によってしか意思を示せないと明かしているも同然。

愛を性の愛玩動物として堕落させる為の《躾》は、今、これから始まる……。



『……オナニーを始めたのは何時だ?……クフフフ…どうした?早く言えよ?』

「ぐぎ…ッ!」


自分が女性であると気付き、異性を強く意識し始める年齢である。
顔や体型を殊更に気に病み、日々変わりゆく自分に戸惑い続ける10代初めの、その只中に愛はいる。

身体には脂が乗り始め、胸は膨らみ尻の厚みが目立ち始める思春期の少女は、子供から大人へと変わるその過渡期にいるのだ。

そう、大人の女性へ……知らなかった“事”を知り、刻々と変化し続ける肉体に自己嫌悪すら覚える危うい年頃……その繊細で傷付きやすい少女に対して、鬼畜オヤジは自慰の暴露を迫る……。


『アレですかね?この店に来る客って、かなりのマニアばかりですよね?』

『そりゃあね。ちょっと引くくらいのエグいマニアばかりですよ。しっかり監視してないと、何をするか分からないような方が殆どですねえ』

『恥ずかしがってる場合かあ?この“お兄ちゃん”の気が変わったら、妹の亜季ちゃんはズタボロにされちまうんだぞ?分かってんのかよ、愛ちゃん?』


瞳に宿っている炎は消えてはいない……ただ、それを向けられた者が、恐れを抱けないくらい弱々しい揺らめきしか残されていないだけ……あれほど強かった眼光は今や方向も定まらず、照準までも失われて誰も居ない空間をさ迷うばかり……。



(嫌よ……こ、こんな奴らなんかに……い…言えない…ッ)


自分が自慰を暴露したからといって、亜季が許されるという保証などない。
それは先ほどからのオヤジ達の台詞や行動からして、一目瞭然である。

それにまして多感な時期である。
自分で性器を弄るという、極めて私的で恥辱的な行為を、拉致してまでもレイプしようという鬼畜オヤジなどに打ち明けられるはずがない。

紙を握り潰したようにグシャグシャになったしかめっ面は、固く閉ざされた瞼から大粒の涙を絞り出させ、ワナワナと震える唇から嗚咽を漏らさせた。

大人四人に…いや、鬼畜四匹に詰られる少女は、一言でいうなら〈悲惨〉であった……。




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