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二人の外道
【鬼畜 官能小説】

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A:4-4

 荒い息で呼吸をくり返す亜里沙の前髪が、また乱暴に掴まれる。Aはそのまま髪を引っ張って亜里沙をベッドから無理やり引きずり降ろした。そのまま髪を引っ張って、分娩台の前まで引きずっていくと、亜里沙にお尻を向けて座る様に命令した。
 亜里沙は、腕は分娩台の背もたれにに抱き付く様にし、膝は座面に立ててちょうど足裏をAに向かって晒すように分娩台に乗った。その足裏の上には白いお尻が、金属光沢のある大きなアナルプラグと共に、さらに前へ突き出されている。
「うぐッ……うぅあ」
 Aがそのステンレス製のアナルプラグに指を掛け、バイブを真似た動きで振動させた。口ではご丁寧に“ブブブブブ”などとふざけて作動音まで真似ている。一方の亜里沙は、肛門に響く苦痛に顔を歪ませて耐えていた。
「これ、抜かなくていい?」
「い、いえ……抜いて、ほしいです」
 断れば拷問される……。不安が亜里沙の頭をよぎったが、そんな未来の事よりも、今の方が辛かった。腸内に無理やり溜められた溶液を、身体は必死になって吐き出そうとする。それを物理的に阻止する大きなアナルプラグ。相対する存在がぶつかり合い、大きな苦痛を亜里沙に与え続けている。この状況から一刻でも早く抜け出したかった。拷問されればそれはそれでまた痛い思いをすればいい。どうせ自分には与えられる苦痛に対して泣き叫ぶことしか許されないのだから。
「あっそ、じゃあ抜いていいぜ。もちろん、自分の手でな」
 そういじらしくねぶる様な口調でAが言う。出る物はきっと透明ではないだろう。体内からでた老廃物が溶液に溶けて、本来の用法通りになるはずだ。Aにはスカトロの趣味は無かったが、美少女が羞恥にまみれるのは大好物だった。
「もちろん。わかるよな? 出す時はどう言うのか? ちゃんと俺に報告してからやれよ?」
 Aが耳元で囁く。彼は望んでいるのだ。亜里沙が醜態を晒すのを、汚物を噴き出して羞恥にまみれるのを。それでも、大人しく従うしかない。亜里沙は決心して、震える声を喉から発した。
「い、い、淫乱で、へん、たいの、あ、亜里沙が、い、今から、アナルに、い、入れて頂いた浣腸液を、えっと、は、排泄します。ぶ、無様な、メス犬の姿を、ご、ご覧ください」
「おー、結構思い切ったねぇー。こういうの好きだよ」
「あ、ありがとうございます」
「さあ、やれ」
「はい……」
 亜里沙は廃液をせき止めているアナルプラグに手を掛けた。ゆっくりと抜き出されていく卵型の大きなアナルプラグは、亜里沙の肛門を広げながら廃液を外へと導いていく。
「ぐいッ、うあああっ」
 口から漏れ出た短い悲鳴に続いて、肛門からはプラグが床に落ちる重い落下音と、廃液が噴き出る排泄音が響き渡った。
 排泄物が溶けて茶色く濁ったクエン酸溶液は、便臭をまき散らしながら排水口へ吸い込まれていく。溶けきれずに、形を保ったままの排泄物が時折混じるが、それも排水口は飲み込んだ。
 亜里沙は涙をボロボロとこぼし、拭うこともせずに泣いている。年頃の女子が人前で、しかも親でも兄弟でもない、なんの関係もない男性に見られることがいかに精神を引き裂くのか、Aは知っていた。知っているからこそやめられないのだ。彼は少女が泣きながら汚物を肛門から噴き出す様を見て、満足げに笑っていた。


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