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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 技術その3 〜-1

〜 2番の技術 ・ その3 ・ 電機 〜


 技術の進化と人口の減少、そして社会統制。 いまでは化石エネルギーや原子力エネルギーに頼らなくても日常生活が回るようになりました。 即ち自然エネルギーのみで社会に必要な電力を賄っています。 その背景にはとんでもない技術進歩があるわけですが、私たちが学園で学ぶ先端技術といえば、旧態然とした『エネルギー変換品』――電気を動力にするモーターや、電気のON/OFFで制御する基盤――なのでした。

「そこそこ高い電圧も扱うし、配線がショートすると大変だから、今年は全部『手』でやらせてくれるような気が……しないでもない……かなぁ。 どうだろうね」

 首をかしげる【B29番】先輩。 

「にに的には、去年が『膣』だったから、今年は『手』と思うです」

「う〜ん……素直に考えるとそうなるんだけど、担任の2号教官って、ぶっちゃけた話イケイケなんでしょ? 初日から補習だすような教官、他に聞いたことないもん」

「……確かに。 最初の一週間で、えーと、何人が補習室送りでしたっけ?」

 眉をひそめた【B22番】先輩が私たちに水を向けます。

「私を含め、4人でした」

 おずおずと22番さんが答えました。 最初の1人は、確か、初日――入学式が終わった最初の時間でした。 30番さんが上手く挨拶できなかっただけで補習室送り。 あとは3日目に、自慰の回数が少なかったせいで3人まとめて補習室。 幸い私は無難にやり過ごすことができましたが、実際に補習を与えられる様子には、少なからずショックを受けました。
 目の前で連れていかれれば、他人事には思えません。 絶対教官の期待に応えなくちゃと覚悟を決めた、あの時の気持ちはよく覚えています。

「4人? いきなりに4人も補習を出したんです?」

「うわあ、早いよソレ。 随分飛ばしてるなあ……じゃあさ、今までで合計何人なの?」

「えっとですね……私、1番さん、3番さん、4番さん……」

 指を折る22番さん。 

「……よく覚えてないですけど、ほとんどの生徒が1回は補習にいってると思います」

 しばらく考えてから22番さんが答えました。 ちなみに、22番さんと違って私はハッキリ覚えています。 累計したら43回、補習をうけた生徒は34名。 特に補習を受けた生徒の数には自信があります。 だって、私以外の全員が、一度ずつ補習を受けているんですから、間違えようがありません。

「わお」

「……2号教官がににの担任じゃなくてよかったです」
 
 顔を見合わせて苦笑いする先輩方。 私たちも薄々気づいていましたが、私達を担任する2号教官は、どちらかというと厳しい側に属するようです。 

「補習や退学処分って、出した教官にも指導があるんですよね?」

「そうだよ。 場合によっては学園を辞めさせられるって噂は本当らしい。 だから、普通は教官だって、よっぽどじゃなくちゃ補習は出さないし、本音じゃ出したくないハズなんだ」

「にに達のクラスだって、補習なんて1年でせいぜい30回くらい。 それだって多い方だと聞いてたし、酷すぎって思ってたのに……1学期で40回越えって、すごいっていうか、ヤバイです」

「生徒を苛めるのが大好きな超がつくドSか、指導されるのが好きなド変態か。 もしかしたら、自分が指導されるかどうかなんて気にしないタイプかも」

「……どっちにしても大概です」

 【B22番】先輩が溜息をつきました。 私たちは他の担任の先生方の様子を知らないため、比べることは出来ません。 どんな担任であっても、取り替えてもらえない以上従うより他ありません。 
「どうしよう。 普通に説明したらいいですか?」

「それよりか、私たちと同じパターンでやっちゃった方がよくない?」

「う〜ん……全く同じはないと思うです」

「別にいいじゃない。 どうせ細かい変更はあるんだろうし」

 先輩方はしばらく話し合ってから、

「じゃあ、厳しいバージョンで説明、にします」

「細かい作業は手でやらしてくれるけど、一部はオマンコやアナルで作業しながら『機械』をつくるっていう設定の電気工作だよ。 教えた通りになるってことはないだろうから、あくまで参考程度にね」

 といって、ホワイトボードにいくつもの道具を書きだします。 そうするうちに、『技術科目後半・先端技術実習』の説明が始まりました。


 ……。


 テーマはエネルギー変換を利用した製作品。 動力にはイオン化傾向が大きい金属から電子を取り出す装置、即ち『電池』を。 運動の仕組みには電流が生じる電磁場で磁石を動かす装置、即ち『モーター』を。 機械要素としてギアやてこ、クランクを。 さらに電源、負荷、スイッチ、センサをハンダごてで接続した電気回路を用いるそうです。 耳学問ばかりな私にとって、どれも知識として知ってはいますが、実物を触ったことはありません。

 まず工具の使い方を一通り教わりました。

 スパナは口幅をボルトに合わせて噛ませてから、ボルトと平行に保って時計回りに回せば締まります。 スパナを股間に持ってゆき、お尻で咥えて回転させる――肛門を締めてスパナを握り、腰を振るってボルトを締めるんですって。 なんでしょうコレ。 笑うところじゃないんでしょうけど、変な笑いが込みあげてきます。

 ニッパはリード線を切ったり、リード線の被膜を取るために必須です。 カッターやハサミ同様、刃物系は怪我を防ぐため乳房、または尻たぶごしに扱わなくてはいけません。 特に制限がない場合、大抵の生徒は乳房を選びます。 両手がおっぱいに取られているため、リード線は口か膣で咥え、細かい処理をすることになるそうです。


 


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