投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

幼肉の宴
【ロリ 官能小説】

幼肉の宴の最初へ 幼肉の宴 5 幼肉の宴 7 幼肉の宴の最後へ

受難-2

思いが腕に伝わる。
力を込めて抱きしめた。

腕の中に包んでやると、すがるようにミナもしがみついてきた。
細い腕がまわされ、小さな手のひらが一生懸命にタケルの背中をつかもうとする。

タケルは薄く笑みを浮かべた。
やはりこの子は、何をされてもタケルを嫌いになれない。

どんなに泣かされてもタケルを嫌いになろうとしない。
最後は必ずタケルにすがろうとする。

甘えるような仕草をみせて、許してもらおうとするのだ。
淡い恋心をタケルに抱いているのだった。

わかっていた。
それだけこの妹を可愛がってきた。

頭をなでてやると、ミナは怖さを忘れたいかのように、ぎゅっとタケルしがみついて胸の中に顔を埋めてきた。

涙に濡れた瞳が哀れみを乞うかのようにじっと見上げていた。
唇を震わせていた。

その唇を欲しがって、顔を寄せた。
ミナの顔は逃げなかった。

唇を重ねていくと、自然と顔を上向かせて伸び上がるように背中を反らせた。
舌を入れても嫌がらなかった。

乱暴に絡めていっても短い舌は伸ばされたままだった。
与えられた唇を思いのままに貪った。

「ううっ・・・・。」

ミナの口から漏れる苦しげな吐息が耳に心地よかった。

「ちゃんと、いうことをきくんだぞ・・・。」

鼻と鼻が触れあうほどの距離で見つめた。
ミナは肯かなかった。

肯きはしなかったが、まぶたを閉じると、許しを乞うかのように自分から唇を重ねてきた。



幼肉の宴の最初へ 幼肉の宴 5 幼肉の宴 7 幼肉の宴の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前