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二人の外道
【鬼畜 官能小説】

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B:4-2

「あぐううっ! イグッ! うあああっ、やああっ、イグイグイグイグイグゥッ!!」
 獣じみた嬌声を上げて亜里沙の身体が激しく痙攣を起こす。亜里沙が膣を玩具で責められ始めて、そろそろ三十分経過した頃だが、彼女の絶頂回数はすでに十七回を記録していた。
 彼女には、一つの合法なクスリと、一つの非合法なクスリが投与されていた。合法な方は、Aの製薬会社で製造されていて、媚薬効果を発揮する不感症治療のための薬である。
 非合法な方の薬はというと、その名も“LSD”。立派な禁止薬物である。日本では主に海外製のものが裏で流通しているが、亜里沙に使用されたものはれっきとした国産で、さらにいえば、このLSD自体は、国からきちんと許可を得て製造された合法のものである。研究用に、Aの会社で製造したLSDを、彼自身がくすねてきたのであった。
 通常LSDは、その溶液を染み込ませた紙を舌下にはさんで、唾液で溶液を溶かして体内に取り込むのだが、今回、亜里沙には溶液をそのまま注射によって血中に直接投与されている。より速やかに、より強力に薬物の効果を亜里沙にもたらす為に。
「うはああああっ! またイグゥ! イグイグ! イッちゃうよお!」
 膣のバイブがうねり、亜里沙も拘束された不自由な身体をくねらせて、少しでも快感が増えるようにさらにバイブを揺らそうとする。
「ずいぶん気持ちよさそうだな」
 Bが、亜里沙に挿されているバイブを前後に軽く揺らす。小さな揺れでも、媚薬で敏感になった性感帯は、普段よりも快感を何倍にも増幅して亜里沙の脳に伝える。
「うにゃああああああああっ!」
 ぷしゃっと白く濁った液体が膣から噴き出る。戒められた身体が緊張と解放を繰り返し、亜里沙は絶頂を迎えた。
「またイッたか。今のは何回目の絶頂だ?」
「ああっ、わ、わかんないっ」
「当ててみろ。正解だったらご褒美、間違えたらお仕置きだ」
「わかんないっ、バ、バイブが気持ちよすぎてぇ、考えられないよぉ」
「じゃあ、お仕置きだな」
「そんあ、やらあっ、い、言う! 言いましゅっ! じ、十六回目っ! 十六回イキましたぁっ!」
「残念。正解は十八回だ」
「いやぁ……お仕置きいやぁ」
「大丈夫、痛くはないさ」
 亜里沙のアナルに、七つの白い球を数珠つなぎにしたアナルパールが挿入される。ピンポン玉より少し小さいくらいのその白球は、膣のバイブを肉壁越しに圧迫しながら直腸へ入っていく。
「く、苦しいっ、入んない」
 球を飲み込むたびに、亜里沙の身体が小さく跳ねる。圧迫感で苦しいはずなのに、亜里沙の割れ目からは、先ほどにも増して愛液が分泌され、とろりと細い糸を引きながら床に落ちていく。
「嘘つくなよ、ポコポコ入ってくぞ。さっきからエロ汁も溢れてるし、お仕置きで感じる淫乱が」
「そんな、苦しいのにっ、お、おまんこが、気持ちよくて」
「全部入ったぞ。そらそら」
 亜里沙のアナルには七つの白球すべてが収まり、肛門からはアナルパールの最後に取り付けられている指かけリングだけが外気に触れている。Bはそこに指を掛けて引っ張り、アナルから球が抜ける直前まで引っ張り、肛門が押し広げられた瞬間に球を押し戻す。その繰り返しに亜里沙は背筋を伸ばして喘ぐ。
「あぐぅっ、アナルっ、アナルが苦しいぃっ!」
 それでも嬌声の中に苦痛の色は微塵も感じられない。ぱっくりと割れた膣に突き刺さるバイブ、それを乗り越えてあふれ出てくる愛液。その姿は、ただ少女が快感にくるっているようにしか見えなかった。
「苦しいか? なら自分で出してみろ、全部抜くことができたらご褒美をあげよう」
「うう、は、はい、ふ、んぐうっ」
 肛門に力を入れて、アナルを押し広げている七つの球を一つ、二つ、三つとひり出す。ウミガメの産卵のように、白い球が次々と、ゆっくりではあるが肛門から抜けていく。
「んあっ、もう少し……あん、んあああッ!」
 ブッと小さな音をして腸から空気が抜け、同時にボロンと七つの球すべてが亜里沙のアナルから抜けだして、愛液でできた水たまりの上に転がる。
「おーおー、全部抜けたな。ちょっとイッた?」
 Bは、事前に準備していたのか、妙な玩具を手に持っていた。その玩具は、ローターとゴムキャップが一体になっていた。


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