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「数学のお勉強」
【SM 官能小説】

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第五章-1

      第五章

 七月四日、月曜日、私は学校に着いて教室に入るなり、北原泉美に体育館の裏に連れて行かれた。ここは野外だが人気はない。この日の私の服装は、ボトムはデニムのショートパンツで、下にはピンクのショーツを穿いていた。すべて泉美の指示どおりである。
「彩香、ちょっとそのショートパンツと下着のパンツを膝まで下ろしてみな。今日は確かピンクのパンツだったな」
「はい」
 私には泉美の意図はわからなかったが、とにかく言われるままに、ショートパンツと下着のショーツを膝まで下ろした。マンコ丸出しである。
「じゃ、これは何かわかるかな?」
 泉美はポケットから五センチくらいの楕円形の球状のピンクのプラスティック製品を取り出した。もう一方の手には無線リモコンのようなものを持っている。
「このリモコンのスイッチを入れるとこうなるんだ」
 泉美がスイッチを入れると、ピンクの楕円球はぶるぶると振動した。しかし私にはまだ、これが何の用途に使うものなのかわからなかった。
「これはローターというものでね、これをお前のマンコの中に入れるんだよ。そして授業中に私がスイッチを入れたり切ったりして遊ぶ。お前は今日一日、いつスイッチを入れられるかわからない恐怖に怯えながら過ごすんだ」
 聞いていて私は顔が引きつってきた。マンコの中であんなものが振動したら耐えられそうにない。しかし泉美はすでに私の前にしゃがみ込んで、
「じゃ、入れるから少し足を開いて」
 と言う。
「はい」
 私は小刻みに震えながらも泉美の言うとおりにした。
「うっ、うう」
 慣れぬ私は、ローターが挿入されただけでもう悶えかけた。
「よし、うまく入った。それじゃ、ローターが抜け出ないように、下着のパンツとそのショートパンツでしっかり押さえて。そのために今日はその服装にしたんだから」
 私はまず下着のショーツを上げ、さらにデニムのショートパンツを上げてボタンを留めた。
「じゃ、試しにスイッチを入れてみるよ」
 そして泉美がスイッチを入れると、
「あん、あはん、いやん、やめて、ああん!」
 突然襲ってきた形容し難い異様な激しい感覚に私は悶え狂った。泉美はスイッチを切ってくれた。ほっとひと息。
「授業中でも先生の前でそんなふうに悶えてみる?」
 泉美は意地悪そうににやにやと笑いながら問うた。
「お願いですから授業中はやめてください。これだけは」
「だめよ。これが今日の数学のお勉強だからね。さあ、教室に帰ろう。朝のホームルームに遅れるよ」
 泉美はさっさと教室の方に向けて歩き出した。私も仕方なく、マンコに異物を挿入したまま教室に向かった。
 一時間目の国語の時間、さっそくローターのスイッチが入れられた。
(ああ、いや、だめ、やめて、感じる、いやん、あはん、だめ)
 なんとか声には出さなかったものの私は激しく悶えた。
「どうしたの、久野さん。気分でも悪いの?」
 先生に気づかれると同時にスイッチが切られた。
「いえ、何でもありません。大丈夫です」
 こんなことがこの日一日何回続いたことか。スイッチが切られている時でも、いつ入れられるかわからない恐怖に、私は気が気ではなかった。弁当を食べている時に突然スイッチを入れられて、思わず箸を床に落としたくらいである。
 放課後、再び泉美に体育館の裏に連れ出された。そしてショートパンツと下着のショーツを下ろして、ローターをマンコから引き抜く。ローターはびしょびしょに濡れていた。下着も濡れていた。
「こんなにびしょびしょにして。お前は相当淫乱な変態女だなあ」
「そんなあ。こんなことしたら誰でも濡れちゃいますよ」
「いや、お前は変態だ。『私は淫乱な変態女です。変態あやかです』と言え」
「私は淫乱な変態女です。変態あやかです」
 たまらない屈辱と恥辱だったが、それがまた私に妙な喜悦を与えるのだった。


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