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あぁ...いやらしぃ 好色OL・絵美
【OL/お姉さん 官能小説】

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泡姫 メグ-4

『病院に着いたよー』
 次に入ってきたラインは病院到着を告げるものだった。
『売店の前にいるからお迎えヨロピク』
 病人を歩かせるとは何事だと思いながらも、せっかく見舞いに来てくれたのだからとありがたく思うことにした。
 売店の前でメグと落ち合うと、彼女はいきなり笑い出した。
「あー、ホントに病人だぁ。松葉杖っていうの!?それ」
 人の松葉杖姿を見て遠慮なく笑うなんて、それもメグらしい。
「なんだよからかいに来たのかよ」
「なーにーよー、わざわざ遠くまで来たのにー。お見舞いあげないぞ」
「ごめんごめん、だって病人見て笑うからさあ」
「こっちこそごめんよ。でもマジ面白かったんだもん」
「立ち話もなんだから、病棟の面会スペースに行こうよ」
 僕はメグを3階の面会スペースに誘った。彼女(絵美)に、メグと一緒の所を見られたくなかった気持ちがとっさの一言につながったのかもしれない。

 面会スペースの椅子に座ったメグにロイヤルミルクティーの缶を差し出した。
「おおっスゲっ、これがあるかぁ〜ここに」
 コーヒーが好きではないメグには甘目の乳飲料系がヒットする。
「いただきまーす」
 メグの屈託のない笑顔には癒される。今までに何度となくこの笑顔に救われている。
「けっこう大きい病院なんだね。ちょっとビックリした」
「まあね、この辺じゃ一番大きな病院だからね。それよりも俺の方がビックリしたよ。急に見舞いに来るなんて言うからさ」
「何!?来られちゃマズかった?もしかして彼女とか出来て、毎日看病に来てるとか」
 なんて鋭い指摘だろうか。まだ恋人同士の関係にはなっていないけれども、絵美ちゃんとなんとなくいい雰囲気になっていたので、この指摘には心底驚いた。
 昔からメグは怖いくらい女の直感が備わっているのだ。しかも、ほんのさっきの出会いを嗅ぎつけるなんて尋常じゃない感覚だ。
「そんなわけないじゃん。毎日、検査とリハビリの日々ですよ。って言っている間に回診の時間だ。ちょっと部屋に戻るから、ここで待っててよ」

「切ったところはだいぶくっついてきているね。リハビリも順調なようだし、検査結果が出たら退院を検討しましょう。そうだなーあと1週間ってとこかな」
 主治医の先生から退院を示唆する言葉を聞いた。ということは、残された病院生活イコール絵美ちゃんと過ごせる時間があと1週間程度ってことになる。
(うーん、やっぱり意識してるな絵美ちゃんのこと)
「抜糸まではもう少しかかるけど、2,3日すれば松葉杖無しでのリハビリに移れるかな」
 いいペースで病状は回復しているらしい。早く帰宅できるのは嬉しいことだけれど、絵美ちゃんと離れることが気になる自分もいる。

「おっ、個室じゃないのかぁ」
 どうやって部屋番号を探り当てたのか、メグが病室に入って来た。
 退院のキーワードを聞いて絵美ちゃんともっと近づくにはどうしたものかと逡巡し、メグのことをすっかり忘れていた。
 そんなことがバレたら「キーッ」と言って顔を引っ叩かれるかもしれない。
「よく部屋わかったな」
「表札見ればわかるよ。散歩がてらフロアーを一回りしてみたの」
 そう言って、速足でベッドサイドまでやってきて、ヒョイっとベッドに腰かけた。
「けっこうカワイイ看護師さんいるね。声掛けた?」
「そんなわけないだろ。むこうだって代わる代わる入院しては退院しの繰り返しを相手にしてるわけだから、一人一人なんてそんなに気にしちゃいないって」
「そんなもんかな。でも2人部屋で良かったね。7,8人の部屋もあるじゃない。プライバシーも何もあったもんじゃないから私は絶対無理」
「2人部屋っていっても、隣の人が昨日退院したから、今の所個室と変わらないし」
 個室と聞いてメグはニタぁっと笑ったような気がした。
「あ、これお見舞い」
 手渡されたのは『きのこの山』
「あ、ありがと」
 礼を言ってはみたものの、花とかもっと他のものがあるだろっって思ったけれど、これはこれでメグらしい。そういう奴だってことは慶一郎が一番よくわかっている。
 すると、メグはカーテンを閉めグイッと身体を慶一郎にくっつけてきた。

「お見舞いはそれだけじゃないよ。メインはこっち」
 耳元でそう言って、パジャマの上から股間を触ってきた。
「溜まってるんでしょ。スッキリさせてあげる」
 この場でフェラチオをしてくれるというのだ。僕を見つめるメグの眼はいやらしさ全開で、ランランと輝いている。
「おいおい、マジかよ」
「マジもマジ、大マジですよ。何のために私が来たと思ってるの?」
 SEXだけじゃなく、軽いキス程度でも性的興奮が溢れてくるというメグ。ソープ嬢も生活のためにやっているというよりか、簡単に快楽を得られる手段だからぐらいの感覚でしかないメグにとって、フェラチオ行為は十分に自分の快楽ゾーンに当てはまる。
「でもここは病室だぜ」
「だって個室も同然でしょ。ばれないって」
 普通、これは男の側から強要して、女に拒否られるという図式なはず。女性側から積極的なアプローチを仕掛けてくれるなんて嬉しいことではあるけれど、もし見られたらという不安もあって、二つ返事でお願いできない。
 もちろん溜まっているし、このシチュエーションに興奮を覚えていることに間違いはない。性的な欲望が理性を上回るのは時間の問題だろう。
「でも洗ってないから汚いよ。シャワーの日が決まってるから、シャワー無い時は濡れタオルで拭くだけだから・・・」
「何言ってんのよ、今まで何回も臭いチンポをしゃぶらせたじゃないのぉ。臭っさいチンポしゃぶらせるの好きなくせに」
 相変わらず股間を擦りながら挑発してくる。ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら・・・
「あぁーん早く臭いチンポしゃぶらせて。ベロベロさせてぇ」
 鼻にかかった甘い声に、僕も理性の限界を迎えた。


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