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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 音楽その3 〜-1

〜 2番の特訓 ・ 音楽その3 ・ 合唱 〜



 合唱――互いの声を聴き合いながら、それぞれのパートがしっかり自分たちの役割を果たすとき、美しく力強いハーモニーが生まれます。 卑しい本性の自分達であったとしても、互いを尊重しながら力を合わすことで、美しい表現が可能になる。 この感触をもつともたないとでは、様々な学園の表現活動に取り組む姿勢が違ってくる、そう【B29番】先輩はおっしゃいました。 もっとも、音楽担当・20号教官からの100%受け売りだそうです。

 学園では卒業式に先立って『合唱コンクール』が催されます。 各クラス全員――指揮者1名、伴奏1名を除く――が檀上に登り、下級生は課題曲と送別の歌声を、Aグループ生は自由曲と答辞の旋律を謳いあげます。 なので、音楽の授業において合唱が占める割合は高く、回数も多いと説明を受けました。 ちなみに【B29番】先輩は去年の合唱コンクールでは『指揮』を、【B2番】先輩は『ソプラノパート』を担当したんだそうです。

 合唱に先立って、呼吸や姿勢を練習します。
 
 スムーズな息の流れは、快い歌声をつくるばかりでなく、音楽の流れを生み出します。 幼年学校では『花の香りを嗅ぐように素早く吸う』と教わりました。 学園では『先輩の放屁を自分で独占するように、感謝の気持ちを込めて全て一息に吸う』、息を吐く時は『ゆっくりとムラなく吐く』だったのは、『先輩のクリトリスを息で刺激するように吐く』と教わるんだとか。 あとは『背中にも空気を入れるような感じで、自分の身体全体を先輩の放屁で満たすつもりで、お腹の底まで息を吸う』ということで、どちらにしても、合唱に適した呼吸の根っこは幼年学校時代と同じなようです。
 
 歌う姿勢は、腰周りや腹筋・背筋、横隔膜といった筋肉――総称して『歌唱筋』といいます――を自由に使いやすいことがポイントです。 練習の時は椅子に座って歌うのですが、上半身をリラックスさせ、手を軽く握って膝に置き、背筋を伸ばして歌唱に望みます。 椅子の背にもたれかかったり、背中を曲げて前かがみになってはいけません。 どちらも歌唱筋を阻害する姿勢です。

 これらを意識した上で、正しく呼吸する練習です。 

 鼻と口から10秒かけてお腹の中へ息を吸い込み、5秒間息をとめる。 歯と歯の間から無声音で「スー」と45秒かけて息をはく。 これを1セットとし、合唱練習に先立ってウォーミングアップに5セット行います。 

 口を開く練習もあります。 母音を響かせるために『HA』、『LE』、『LU』、『JAH』を連続してハッキリ歌います。 ただ大きく開ければいいわけじゃなく、曲にあった響きに調節する点が大切です。

 これらの練習は、すべて『美しい合唱』のため。 合唱の要諦は『感情を曲に込めること』、換言すれば『牝の生理的欲求に身を任せず、感情を曲にのせること』です。 合唱に望むにあたり、私たちは様々な刺激を受けとめつつ曲を読み込んで歌うことが求められます。 刺激を大別すると、クリトリス、乳首に与えられる『電気振動』、肛門を包む『排泄我慢』、陰唇に塗布される『掻痒感覚』の3つ。 これら3つを与えられた上で、それらに心を奪われることなく歌唱して初めて、私たち牝は誠意をもって歌っていると認めてもらえます。

 逆にいうと、少しでも股間に注意を反らしたり、或は絶頂しようものなら『歌うフリをしているだけで、内心では自慰を続けるどうしようもない牝』と評価されてしまいます。 どれだけ強い刺激を受けようが、眉ひとつ動かすことなく、合唱に没頭しなければいけません。

 練習、歌唱、合唱を通して与えられるという刺激が具体的にはどういったものか、先輩方が教えてくれました。

「あたしは〜オマンコにお薬を塗られるのが辛かったですね〜。 ヤマイモエキスとぉ、ハチの生薬とぉ、濃縮バルトリン腺液にカプサイシンを咥えたお薬を塗られるんです〜。 もう、塗られた直後からオマンコが痒くて痒くて堪らなくて〜」

 おっとりと話してくれる【B2番】先輩。 思い出すだけで痒いのか、しかめっ面です。

「風がオマンコに当たるだけで〜気を抜いたらイっちゃいそうになるんですよ〜。 お股を締めて〜オマンコを擦りたくて堪らなくて〜それでもバレたら指導されちゃうから我慢して〜……歌詞がとんじゃうくらい大変でした〜」

 聞いている私もムズムズしてきました。 理科の時間に、効果が薄い『去勢薬』を膣に塗布したことがあります。 感度を挙げて自慰したくなる成分が含まれていて、それを塗った上で自慰を我慢しろと言われました。 理科の時間中ずっと頭の中がピンク色で、身体中が痛くて、とにかくオナニーのことしか考えられませんでした。 音楽の時間に塗られる薬には、どうも色んな成分があるらしいです。 成分が1つでもあの有様だのに……感度をビンビンにされて、その上で素知らぬフリで歌えだなんて……。



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