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〈生贄の肉・二つ〉
【鬼畜 官能小説】

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〈生贄の聖少女〉-2

「むッ…ぷご!……おうッ……」


ベルトで締め込まれたギャグは奈々未の口の中にめり込み、いくら頭を振り乱そうが外れはしない。

顔の下半分を責め具で覆われてしまった奈々未の美貌は、獣にまで堕とされてしまっている。
これでこの部屋で悲鳴をあげられるのは、玲奈だけとなった。


「な…何よ?……ジロジロ見ないでよ、変態ッ!!」


全く身動き出来ない状態になっても、玲奈は勝ち気な言葉を吐き続けていた。

自分の為に身を投じた奈々未を愚弄し、嘲笑し、汚したオヤジ達が許せなかったのだ。

恐怖が消えた訳ではない。ただ、それに怒りの感情が勝っているだけだ。
それが証拠に視線は落ち着かず、唇を震わせて涙を溢している。

それは玲奈が望まなくても、抱き締めてあげたくなる可愛さに満ちた姿であった。


『早いところ、あのマゾ豚が撒き散らした糞を洗い流してくれませんかね?』

『そうですよ。これから玲奈ちゃんのオマ〇コやア〇ルの臭いを嗅ぎたいのに、こんなに部屋の空気が汚いと“楽しめない”ではありませんか?』


オヤジ達の言い分は最もである。
衛生観念も持たない不潔な家畜の糞尿が散らかった部屋では、天使のような美少女の肉体が放つ微弱な“薫り”を楽しめないのは当たり前である。


『この牝豚があ……人間様に糞の処理をさせといて、テメェは椅子にふんぞり返ってんのかよぉ?』

『全く汚えなあ!なに喰ってたらこんなに臭えんだよぉ』


罵詈雑言を叫びながら部下達は汚れた床に水を撒き、奈々未の撒き散らした糞尿をデッキブラシで洗い流していく。

排水口の中には便器のように弁があり、汚物が流れ込むたびにパコンッと音を発てて飲み込む。
コレによって悪臭が逆流する事はなく、部屋の空気は消臭スプレーと換気扇の活躍により、見事なまでに消された。

奈々未の“残り香”は消され、存在感までもがオヤジ達の中から消えていく……そしてやはり欲情を注ぐべき対象は、玲奈一人であった……。


『あれ?玲奈ちゃんも首輪着けてるんだあ?』

『とっても似合うねえ……ムヒヒッ…それはワンワンのつもりかな?それともニャンニャンのつもりかなあ?』

「ば…馬鹿じゃない!?いい年したオヤジのくせにッ」

『あらら?玲奈ちゃん言葉遣いが悪いぞぉ?マゾ豚お姉さんみたいに欲求不満なのかなあ?』


制服のまま緊縛された玲奈は、実に淫靡で食欲をそそらせる〈食材〉だ。

必死に顎を引いて怒った表情を作り、精一杯に睨んでくる様など胸が痛むほどに魅力的である。



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