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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 家庭科その2 〜-4

 続いて登場した家電は『掃除機』でした。 ちょっぴり懐かしいですね。 学園に入学する前、幼年学校まではおうちを掃除をするのが私の日課でした。 お母さんが料理と洗濯、私が掃除とお皿洗い……片付け系は嫌いじゃありません。 どちらかというと『作る』よりも『元通りにキッチリ並べる』方が性に合っている気がします。

 さて、学園の掃除機は『台車付きの吸引機』と『ゴムホース』が分解された状態で登場しました。 一目見て気になる点といえば、私が知っている掃除機と比べると、ゴムホースが随分細く見えます。 直径は4センチほどでしょうか、ゴム自体も柔軟なようで、先輩がゴムを握ると更に細くなってしまいます。 それと長さですね。 異様に長くて、ゴムがうず高い戸愚呂を巻いています。 全部解けば何メートルにもなりそうだし、そこから引っ張れば更に伸びるはずです。 最長でどのくらいの長さになるかは見当もつきません。

 『ゴムを膣に潜(くぐ)らせてから掃除するのかな?』『それともゴムホースを股で挟んで、素股するように掃除させられるのかな?』なんて思っていましたが……先輩が教えてくれた掃除機の使い方は、そんな生易しいものじゃありませんでした。

 『掃除機』という役割を与えられたら『ゴムホース』と『一体化』します。 連結じゃなく一体化です。 ゴムホースには片方に『吸引機と連結するコネクタ』がつけられているんですが、その『コネクタがついている側』を口から呑み込みます。 『コネクタ』には『小型内視鏡・方向微調節モーター』も内臓されていて、吸引機のモニターに私たちの食道、胃、大腸といった内臓の映像を送るんです。 掃除機役の牝は、その映像に従って『コネクタ』の向きを調節し、自分の体内奥に向けてゴムホースを送り続けなくては――つまり、どんどん呑み込み続けることも意味する訳ですが――いけません。 そうして『コネクタ』が直腸を抜け、肛門から姿を現して『吸引機』と結合すれば完成です。 大きく拡げた口からゴムホースの先端が顔をだし、お尻の穴から伸びたホースに吸引機がついた姿……先輩がホワイトボードに描いた掃除機の完成図は、自分たちの身体がモノ扱いされることに慣れ始めた私ですが、簡単には信じられません。 こんな風に体全体を掃除機にされるなんて……はっきりいって、いままでで一番ショックが大きいです。

 口から押し込まれたゴムホースが食道や胃まで侵入することは、もちろん嫌ですけど、まだ理解できます。 でも胃から小腸へ続く一連の細い十二指腸、そして胃と十二指腸を結ぶ幽門をゴムホースで貫通するなんて無茶苦茶です。 食道に異物が常在するだけでも嘔吐感が凄いのに、胃の奥を開きっぱなしにされたらどうなるか、想像もつきません。 そもそも私たちの身体構造は、消化管が一本の管となって口から肛門まで続いているとはいえ、ホースを呑むようにできてないです。 それだのに先輩方に言わせると、

『全員は無理でも、3人に1人は成功させる。 ゴムホースには緩衝液が塗って合って、スムーズに体の中を通ってくれる。 モニターを良く見て『コネクタ』の向きを調節しながら頑張って飲干せば、メチャクチャ辛いけど、思ってたよりかはなんとかなる』

 だそうです……。

『あとはスイッチをオンしてから、ゴミがあるところに口を持っていけばいい。 吸引力は凄いから、一気に身体を通って、ポンって感じで掃除できるから。 ちょっと大きめの破片が身体の中を通ると、ゴツゴツして面白い感じがすると思うよ。 身体を曲げてゴミに顔を近づけるのは大変だし、そもそも息がし辛いんだけど、そこはほら、なんとか頑張って』

 もう、ちょっと、ホント勘弁して欲しいんですけど……。 

 うう……ダメです……真面目に考えたら頭がおかしくなっちゃいます。 先輩方が教えてくれる内容が冗談だと思いたいんですけど、そんな訳ないですよね……。 対策を考えなくちゃ、心構えをしなくちゃとは思うものの、あ〜……ちょっと無理っぽいです。 その時はその時……実際に家庭科の授業で『掃除機』が登場した時に考えます……。

 ふへぇ……私の中の『怖い授業』の1位は家庭科の時間に決まりですね……。

  


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