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芸者小夏
【女性向け 官能小説】

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芸者小夏-12

12.
 風呂を浴びて、アーケードの寿司屋で、地酒の杯を交わして再会の喜びを祝った。

「今日はもう放さないからね」
 部屋に戻ると、啓介は夏子を抱きしめた。
 着ているものを脱ぐ間ももどかしく、ベッドに上った。

(私は、この人の妻になるんだわ)
 今まで、何十回と男と交わってきた。啓介との交わりは、特別だったが、いづれは別れが訪れると覚悟のうえでのこと。
 その啓介から、プロポーズをされた。
(嘘でもいい、せめて今日一日、啓介さんの妻でいたい)

 啓介さんの指が、乳房を摩っています。
 重ねた腿の間で、啓介さんのモノが、ヒクヒクと火照っています。
(初めて愛し合ったとき、啓介さんは童貞だと言った。このモノは、私しか知らないのかしら?)
 手を伸ばすと、男根を掴んだ。
 (私の可愛いおチンチン)

「ねえ、最初のとき、童貞だって言ったわねえ?」
「そうだよ」
「じゃ、このオチンチン、私しか知らないの?」
「勿論だよ、僕はいろんな女と付き合うほど器用じゃないんだ」

 肉棒を摩りながら、目が潤んだ。
(今時、童貞の男と結婚するなんて、奇跡みたい。しかも私が筆卸しした啓介さんと・・・) 

 啓介さんの指が、クリトリスを探っています。
 私も、オチンチンを優しく扱いています。

 啓介さんが、重なりました。
 私は握っていたオチンチンを、割れ目に誘いました。
 
 亀頭が、割れ目に入って、啓介さんは指を使ってまわりの秘肉で亀頭を包みました。
 亀頭を空割れに収めたまま、啓介さんが腰を使い始めました。亀頭が秘肉の裏からぬめぬめと突き上げます。
 肉片が、亀頭と指の間で、くちゅくちゅとくじられています。

「啓介さん、ああぁ、あなた、あなたが触って呉れるだけで、イッテしまいそう」

 亀頭を秘肉に包まれて、男根は怒張の極に達した。
 鈴口から先走り液がしきりと流れ出して、割れ目の中で滑る。

「夏子、僕の可愛い奥さん、もう我慢出来ない、入れるよ」
啓介は腰を立て直すと、亀頭を膣口に向けて滑らせた。
「入れてっ・・私の旦那さま」


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