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愛すべき彼女と肉塊
【学園物 官能小説】

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Runa:「かもしれない」-3

頭の中が、その衝動で徐々に溢れていく。

私は、18時より前にここにきた時のように、目を閉じて自分の体を触っていた。

うっすらと目を開けて辺りをなんとなく見回しても、やはり勇樹の気配はしない。

ゆっくりと脚を開いて、両手を胸に乗せる。

それから…。

それから…胸を撫でるように触る。

自分の指の感触が胸に伝わってくるのを感じながら、大きく息を吸って、吐く。

今日、人前で少しだけオナニーを見られた。

そんな出来事を思い返していくうちに、もし、あれが勇樹じゃなくて、別の人だったら、私はどうなっていたんだろうと、自問する。

レイプ。

その言葉が頭をよぎって思わず両手で自分の胸を強く揉む。

「っ…。」

勇樹に見られている、というのではきっと恥ずかしくてこんなことはできない。

でも、“かもしれない”だったとしたら。

私はそのまま制服の中に手を入れて、下着越しに自分の胸を揉む。

この「かもしれない」という状況に興奮しているのか、自分でも分かるくらい下半身が湿っていることに気付く。

胸とブラの間に手を入れて、硬くなった自分の乳首の感覚を、確かめる度に、私の体は小刻みに痙攣する。

そして、湿っているであろう自分の恥部を指先で確認する。

屋内でする時よりも、外でする方が濡れるというのは分かっていたけど、今日は一段とパンツが湿っているのが分かる。

熱くて湿った自分の恥部に指先が到達すると、そこから更に中指の第一関節まで挿入する。

「んっ…。」

とうとう声が出てしまった、と思いながらあたりを軽く確認してもやはり勇樹の姿は見えない。

それから私は、たかが外れたように自分のアソコを…。

「あっ…。」

もっと激しく自分の体を虐めたい。

そう思えてくると、まず衣服が邪魔だった。

勇樹は、見てるんじゃなくて、あくまで見てないだろうという私の憶測が、制服を脱ぐという行為にエスカレートさせていく。

見られてない、見られてなんてない。

そう言い聞かせて制服を脱いだ。

そして、ブラも外してしまった。

湿った膣穴を左の中指で出し入れしながら、ブラの締め付けから解放されて少し垂れている自分の胸を見て、ちょっとだらしないなんて思う。

そんな胸を支えるように、右手で持ち上げるように揉む。

「あっ…。やぁん…。」

目を瞑ると静かな夜に、自分のいやらしい液体と指が絡む音が響き渡るのがよく聞こえる。

自分の下半身からこんなに恥ずかしい音を出しているという事実に、更に私は興奮していく。

「あんっ…これじゃっ…まるで…」

「まるで?」

私は瞑っていた目を開くと、目の前に勇樹がしゃがんで私を見ていた。

かもしれない…。という私の勘は当たってしまった。

勇樹はきっとずっと見ていたのかな。気配を殺して…私が淫れていくのを。

そう思うと、恥ずかしくてこの場から今すぐ消えたいと願った。

まるで…自分のいやらしい液体が指と絡む音を自分で聞いて興奮している変態みたい。(・…男に自分のオナニーを見られている変態みたい…。)

恥ずかしさの余り、もうやめてしまいと思った時、勇樹が私の手を握った。

「ありがとう。嬉しいよ。」

嬉しいって、どういうこと?

でも、その言葉を聞いて私は更に興奮してる。

そんな言葉を言われて私の体は悦んでいる。私の感情に逆らうかのように。

「いやぁぁ…あんっ」

膣穴の指の動きがどんどん激しくなっていく。

「あっ…あっ…あっ!」

もう自分でも歯止めが利かない。ただ、快楽を満たすためだけに体が勝手に動いているような感覚。

私のやめたいという気持ちを全て無視している。

勇樹の方を薄目で見ると、私の手を握りながらベルトを外して下着姿になっているところだった。

もうダメだ…。この人はもう抑えきれないんだ。

彼女にチクられちゃうのに。

勇樹はあっという間に衣服を脱いで、反り勃つおちんちんを私の胸に向けながら、手でそれを上下に擦っている。

どうしよう。でも、もうそんなことどうでもよくなるくらい気持ち良くて…。

「あんっ…あっ…やん」

下半身の奥から何かが物凄い勢いで込み上げてくるような感覚。

知り合ったばっかりの男の人の前でイキたくないのに。

ましてや、そんな人に犯されたくなんてないのに。でもそんな妄想をすること自体が、

イキたいって思っている証拠。妄想しちゃダメ。


「あっ。ダメ…ダメダメダメダメ!」

私の感情は無意識に言葉にでて、勇樹の手を強く握りながら、私は。

そこまで考えた時、体全体がガクンと痙攣して、頭が真っ白になった。

もう、何も考えられない。

「っ・・・・!!」

それからは、自分から見える景色が、スローモーションのようにゆっくり見えた。

おちんちんを擦る勇樹の手の上下運動も、実際の時間は短いものなのに。


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