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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 保健・環境 〜-3

『労働形態』
 私達は、働くことで食品を生産し、生命を維持します。 適切な労働は人類の持続的成長に欠かせません。 労働形態を市場に任せていた旧世紀末は、年間自殺者数が交通事故死を上回ったり、うつ病や統合失調症が増加したり、惨憺たる有様を呈していました。 一方現代では、殿方をはじめとするAランク所持者がテレワークでもって100〜1000名のBランク女性を管理し、Bランク女性は10〜100人のCランク女性を管理し、Cランク女性は100〜10000匹のDランク女性を管理し、100〜10000個のEランク女性を扱います。 各部署によって上下関係が厳密に定められ、支配・被支配の構図が認めらているため、上下の立場ともに働きやすい形態だといえるでしょう。 その証拠といえるかはわかりませんが、現代の年間自殺者数はゼロ。 未必の故意による生命抹消を除き、自分で命を絶つなどという愚かしい現象は存在しません。 


『労働災害』
 『ハインリッヒの法則』……『致命的事故』:『軽微な事故』:『不注意』=1:29:300 、という経験則は不十分な管理のもとで作業が進行した場合に当てはまります。 一定レベルの管理を伴えば、事故の割合は『ゼロ』にできます。 そのために必要なものは『管理する側』よりも『管理される側』の資質だそうです。 即ち『優秀な殿方』が発するメッセージを即座に理解し、完璧に実行する能力です。 

 学園のカリキュラムを通じて私達が学ぶのがまさにコレです。 どんなメッセージであろうと類推して正しく理解し、その内容にそって正しく振舞い、殿方の意を正しく体現できるようになること……この目標に向けて、日々膣や肛門を通じ、とるべき姿勢を身体に叩きこんでいます。

 全国にたくさんある『学園』のうち、私達の『学園』は成績がいいそうです。 この学園を卒業した生徒のみからなる工場の事故数は3年連続0件だそうで、ということは……う〜ん、喜ぶべきなんでしょうか、それ?? よくわかりませんが、教官が学園のカリキュラムに自信をもっているということは、しっかり私達に伝わりました。


『トータル・ヘルスプロモーション・プラン』
 学園を無事に卒業して、社会に受け入れてもらえるまでに成長すれば、私達は社会人です。 社会人とはつまり、職業人です。 現代の職業は自己実現や家族計画とは縁がありませんが、働き手の健康には深く留意しているといいます。 そりゃそうで、健康を崩して労働を維持できるような、生半可な職場なんてありませんもん。 

 メンタルヘルスケアの一貫として、定期的な自慰、疑似性交、公開排泄が認められています。
 年に20日未満の余暇が認められていて、余暇になった牝は『一般人』として振舞うことが許されます。 『犬式談話室(ワン、と鳴くことで意思疎通が認められた場所)』や『尻字式談話室(ボディランゲージでの会話が認められた場所)』では、牝同士のコミュニケーションも許されています。 こういったきめ細やかな配慮でもって、社会人の生活は成り立っているとのことでした。


 ……。


 私が将来健康な社会人になれるかどうかは、正直言って分かりません。 仮になれたところで、幼年学校時代に夢見た生活とはかけ離れた職場で、まったく違った姿勢で、縁もゆかりもない働き方をしている気もします。 

 それでも、これが現実です。 

 知った上で働くか、それとも別の道を選ぶか。 たいして重くない灰色の脳細胞ですけど、私なりに一生懸命考えて、自分の道を選ぶしかないのかな、と思っています。 

 ……選択肢が、あればですけど。


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