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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 保健・環境 〜-2

『土壌汚染』
 ゴミの焼却処分はダイオキシンや重金属の酸化物、焼却灰となって土壌を汚しました。 いまでもゴミ問題には完全な解決への道筋がみえていません。 かつて汚染された地区や放射性物質が混じった土壌を集めた場所にゴミ処理場を建設し、高温で焼却したり、混酸で溶かした上で固化したり、マントル対流まで沈めたり……それでも処理ができない物質もあり、もう宇宙へ廃棄するくらいしか方法がないんじゃないかって思います。 旧世紀では海溝投棄とか、普通にする国もありましたが、統一政府はそういう秘密裡に何かすることはありません。 現時点では解決策が五里霧中な課題といえそうです。 


『環境対策』
 環境問題は、私達が被害者であり、加害者でもあります。 旧世紀は『被害者の側面』に、現代は『加害者の側面』にスポットをあてているといえるでしょう。 旧世紀はもったいつけて『3R(再利用、再資源化、再生利用)』なんていってみたものの、95%が焼却処分後に埋め立て待ちです。 奢侈な衣装や過度な快適さの追求は、遠い昔になりました。 現代の焼却処分率はわずか5%にすぎません。  残りの95%は肥料やセラミクス原料を含め、生活品に利用されます。 その代償に、私たちは社会に出てから、衣食住は勿論、職業備品から嗜好品まで個人の選択権を否定しました。 つまり、一から十まで私たちは優秀な方々の管理下に置かれているわけです。 けれどそこには理由があって、環境に相応しいライフスタイルとして優秀な方が設定したのですから、私達に出来ることは、与えられた生活にああだこうだいうよりも、その枠内で一生懸命暮らすことなんでしょう……そういう事になっています。


『食品衛生』
 学園を含め、私達が口にする食品はすべて配給制です。 食品工場はHACCP(ハサップ:危機分析重要管理点)式に衛生管理され、加工したオートミールやブレッド、スープは栄養面で完璧なコストパフォーマンスをもちます。 アレルギー源、農薬、その反面、味は全く考慮していません。 そのため上司の分泌物を混ぜることで味をつけ、食品の体裁を保っているそうです。

 なお殿方用の食事は別にあり、和食、洋食、中華、その他伝統料理が供されます。 私達の食事とは真逆で、味付けや見栄え、盛りつけ、配膳に拘った食事になります。 どんな文化も日の目を見ないことには廃れるしかないわけで、伝統料理をつくる場を設けるのは文化を継承する一貫です。 一流の舌、嗜好でなくては優れた伝統は継承できず、たまたま優秀な方に殿方が多いだけで、決して殿方を優遇するためではありません。 


『エロマーク』
 社会にでて私達が自費で物品を購入する機会は少ないものの、ゼロではありません。 その際購入する目安として『エロマーク』があります。 これは『環境負荷を減らすため、女性の労働力を活用して生産した商品』につけられる印で、オマンコ様の球体を両手で抱きかかえる意匠があしらってあります。 
 
 例えば『いちご』ですが、膣耕栽培――股間に苗を植え、体内を器として生産したいちご――や、膣水栽培――ハウス栽培したいちごに、膣分泌液を混ぜて栄養分を調整した水をやって生産したもの――には『エロマーク』がつきます。 一方で、人工肥料に人工光、真っ白な水耕プラントで生産した『いちご』は、いくら生産効率がよくて甘さに秀でていたとしても『エロマーク』対象にはなりません。

 現代は私達の働く場所が限られています。 出来るだけ牝が活躍できる職場が必要で、効率を追求するよりも、多少品質が落ちようとも牝の働く場所をつくることが、持続的成長に繋がります。 これが『エロマーク』が存在し、このマーク付き商品を優遇すべき理由でした。




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