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“魔”の代償〜狙われた人妻事務員〜
【熟女/人妻 官能小説】

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疑惑-3

 酔いが回ってくると義孝は紗英がドキッとするような発言をし始める。
 「いや〜、こいつとはナンパがきっかけで出会ったんだよ、海でな!一目見て気に入って何とか口説いてその日のうちにヤッちゃったをやだよな!」
 「ち、ちょっとあなた…」
慌てる紗英。気にせずに義孝は話す。
 「その時は夏でなー。今でこそ垂れちゃったけど昔はオッパイがツンツンしててなぁ。オッパイばかり気になって仕方なかったんだよ!」
 「や、やだ…」
赤面する紗英。健太郎は苦笑いする。
 「俺はてっきりナンパなんて来てるぐらいだから軽くヤレる女だと思ってたんだけど、何か違くてな。後で聞いたら友達の誘いを断り切れなくてついて来てただけだって聞いてな。ナンパされまくっ照るヤリマンなら2、3回ヤッてバイバイしようかとも思ったんだが、意外とそーゆー女じゃないみたいだから付き合ったのさ。だってヤリマンの彼女なんか安心出来ないだろ?」
 「確かにそうですね。紗英さんは会社でもそーゆー女じゃありませんからね。」
 「そうか。まー若い時は会社の男と浮気しないだろうなと心配だったけど、さすがにこの歳になってそれはないだろうってね。もう母親だしそこら辺は良く分かってるだろうからな。」
 「も、もちろんよ…」
そう言って義孝を見た後に健太郎に視線を向けると(分かってないようだな)と目で言われた気がして恥ずかしくなる。
 「特に君の会社の事務員さんはみんな若くて可愛いそうだからな。わざわざ年増の人妻を相手にしなくてもいくらでも若い子と遊べるだろうからね。」
その言葉に傷つく紗英。そんなんだから私は不倫するのよ…、無意識にそう思い、慌てて自分の中でその気持ちを掻き消した。
 「いやいや、若いからって女はいいとは限りませんよ?紗英さんには若い子にはない女の色気を持ってますよ。密かにみんな憧れてたりしますからね。でも北村建設さんとの付き合いを無くしてしまうリスクがあるからね。手を出さないんではなく、手を出せないんですよ。私が担当になったからには北村建設さんとのお付き合いを無くしてしまうような真似は絶対にさせませんよ。紗英さんに近づく虫は僕が退治しますんで安心して下さい。」 
 「ハハハ!やはり君は頼もしいよ。妻を守ってくれて嬉しいよ。よかったな、紗英?」
 「う、うん。」
義孝はますます健太郎を気に入った様子であった。


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