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珍客商売〜堕ちた女武芸者〜
【歴史物 官能小説】

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秋山親子の奮戦-3

 浪人たちは、縛られたお京から三十三間(約60m)ほど離れたところに陣取った。
 弦斎は長さ二尺足らずの半弓を取り出すと、寿伯に向かって何かひそひそと耳打ちする。
「これで女岡っ引きの汚らしいぼぼを射ってやれ! 見事陰門を射抜いたら、ワシが褒美を取らすぞ!! あやつの『女』を殺すのじゃ!!」
 寿伯がこう宣言すると、浪人たちはどっと沸き立った。
「皆の衆、くじ引きじゃ! くじ引きで順番を決めるぞ!」
 重右衛門が場を仕切り、くじ引きが行われた。
 こよりにした和紙を引き、先端に書かれた数字の順番によって矢を射るのだ。
 結果に一喜一憂してようやく順番が決まると、浪人たちは一列に並んだ。
「俺が一番乗りだな!! 見ていろ、見事当ててみせよう!!」
 一番を取った浪人がきりきりと弓を振り絞り、お京目がけて矢を放つ。
 ひゅん!
 しかし惜しくもお京には当たらず、足元に刺さった。
「畜生! 外したか!!」
 悔しがる浪人に向けて笑い声と歓声が上がる。
「わはは、そんな腕前では当たらんぞ! どれ、次はわしじゃ!!」
 次の浪人に交代すると、素早く構えて力いっぱい矢を放つ。
 どしゅっ!!
 矢は右の太ももに突き刺さった。
「う"あ"あ"あ"あ"―――っっっ!!!!」
 お京が身体を震わせて魂消るような絶叫を響かせる。
 大弓は、熟練した射手が引けば15mの距離で鋼鉄製のフライパンを貫通するほどの威力があるのだ。
 人体の急所に命中すれば即死である。
 弦斎らはお京を苦しめるために小さい半弓を使い、長距離から放っているので威力は弱まっているが、それでも相当な衝撃であった。
「惜しい! 今少し右にそれておれば良かったものを!!」
「お主の腕ではそこまでじゃ! どれ、吾輩に貸してみよ!」
 悔しがる浪人を押しのけて、次の男が前に進み出た。
「ひぃ〜〜〜っ!! ひぃいい〜〜〜〜っ!!!」
 痛みに錯乱し、泣き喚くお京。
 その心の内で駆け巡る思いはただこれだけであった。
(た、助け…て。死にたくない…)
 そんな悲痛な願いを読み取ったかのように弦斎が叫ぶ。
「どうじゃ! 痛いか? 苦しいか? お前の叫び声が実に心地よいぞ!!」
 その下帯の中では逸物が隆々と盛り上がり、興奮に声が上ずっているのがありありとみてとれた。
 次の浪人がお京の股座目がけてきりきり…と弓を引き絞る。
「ほうっ!!」
 しゅん!!
 惜しくも矢は外れ、お京の左の胸乳をかすめて地面に突き刺さった。
 鏃がかすった下乳の部分からは血が滴り始めた。
「ええ〜い、くそっ!! 邪魔な出っ張りのせいでしくじったわ!!」
「あの女の乳が無駄にでかいのが悪いのじゃ。お主も運がなかったのう」
 そう言って進み出たのは、副首領格の重右衛門である。
 この男は若い頃、師匠について日置流の弓術を習っていたので他の浪人たちとは一味違う。
 重右衛門には自信があった。
「ふふっ。あの女を射殺すのはこのわしじゃ!!」
 余裕たっぷりに矢をつがえ、半弓を構える。
 広げられたお京の両脚の中心。その股座に息づく女の命。
 血と精液を滴らせる淫花に向かって十分に狙いを定めると、ひょうと矢を放った。
 どしゅっ!!
 矢は見事、お京の『女』を貫いた。
 だらしなく口を開けてひくつく秘裂の入口、膣口に突き刺さったのだ。
 女の最も大事な部分に走る激痛は、痛みを通り越して『衝撃』であった。
「あ"あ"―――――――――――ッッッッッッ!!!!!!」
 お京は獣のように叫び、声が枯れるまで絶叫。
 宙を向いたまま、がっくりとうなだれた。気絶したのである。
 その衝撃で、アソコはシャンパンのようにぴゅーっ!…と尿を垂直に噴き上げた。
「わはははは!! どうじゃ!! 見事射抜いたぞ!! 見たかわしの弓を!!」
「いや、重右衛門殿には恐れ入りました!!」
「よくやった重右衛門! 見事な腕前じゃ!」
「さぁ、次は拙者の番じゃぞ!」
 周囲の浪人たちが感嘆の声を上げ、寿伯が満足げに頷く。

 その時、不意に弦斎が叫んだ。
「むっ。きな臭い! 何かが燃えておる!」
「何ですと?!」
 浪人たちが騒ぎ始めた瞬間。
「うおおおおおおお〜〜っ!!」
 雄叫びを上げて大二郎と豆岩が塀の上から飛び降りてきた。
「曲者じゃ! 曲者じゃぞ! 斬れっ! 斬れぇ!!」
 慌てた寿伯が叫ぶと、浪人たちは刀を抜いて二人に斬りかかる。
 しかし椿にも勝てないなまくら浪人など、大二郎の敵ではない。
 惚れた椿との試合にはからきし弱いが、それ以外の相手なら負けはしない。
 その腕前は最近は父である藤兵衛も内心舌を巻くほどなのである。
「よくも、よくも椿殿を!! お前ら一人も許さんっ!!」
 どしゅっ! ずばっ!
 怒りに燃える大二郎は、あっという間に三人を斬って捨てた。
「あの女剣客の情人(いろ)が乗り込んできおったわ!!」
「こ、こやつ手強いぞ! 用心してかかれっ!」
 重右衛門の指示で残った浪人は大二郎をぐるりと取り囲んだ。
 一方、豆岩は担いだ天秤棒で寄ってくる浪人を牽制しながらお京のところに駆けつける。
 豆岩は身体に巻かれた縄を匕首で切りながら、お京を揺さぶった。
 ずっと憧れ続けたお嬢さん。
 その愛しい女性は今、無残にも股座に矢を突き立てられて気絶している。
 豊かな尻肉がびくびくと痙攣し、その下では血と小便が水たまりのようだ。
(女になんてぇ酷いことをしやがる!! まるで人の皮をかぶった獣だっ!!)
 豆岩の身体に凄まじいまでの怒りがみなぎった。
 竹筒に入れて持ってきた気付薬の焼酎を取り出して口移しで飲ませる。


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