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呪縛の檻
【その他 官能小説】

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動き始める運命-1

 絵茉は再び自分を責めていた。
自分のせいで書道部の顧問が学校を追われてしまった。一馬は気にくわないことがあると、必ずその原因を排除する。それは彼との秘密の関係が始まった時から起こった。

中学での体育の時間絵茉がハードルで足を躓かせ転んで怪我をすると、体育教師に危機管理がなっていないと学校に抗議し、その教員の職をはく奪した。
絵茉に想いを寄せる学生がいると知ると、彼が絵茉に近づかないようにと裏から何やら手を回し、すぐにその学生は学校から去ってしまった。絵茉に近づくと学校を追われると陰で囁かれるようになったのも、その頃からだ。

お蔭で絵茉は友達がいなく、いつも一人で過ごしている。しかし絵茉は自分に関わる人はみんな不幸になってしまう。と思いこみ、誰かを傷つけるなら一人の方がいい。そう思って今まで過ごしてきたのだ。一緒に暮らしている秀慈に対してもそうだ。

 書道部は顧問不在になってしまい、活動休止の状態になって1週間経ってしまった。仕方なく絵茉は、自宅で筆の腕を磨く事となった。筆を握っている時間だけは彼女の心は安らいだ。


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