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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 道徳・自己 〜-2

 ……。


 『優秀さとは、行為ではなく、習慣なのだ』とは、古代ギリシャのアリストテレスの言だ。

 最初の項目『調和のある生活』では、生きてゆくために心身の健康を保つ工夫を学ぶ。
 私たちは『淫らな性欲』を適度に処理し、『下劣な本能』を漸次発散し、『低能な知性』を十匹並まで鍛えるべき牝だ。 十分な自慰は官能で自己実現するのみならず、溢れる恥ずべき性癖を満足させ、自己認識を正しくする。 また痛みに耐えることで、陰唇のように弛んだ精神を律し、規範意識を高めることができる。 汚物に慣れ親しむことで、過度なプライドを捨てて謙虚さを学び、身体免疫機能の向上に役立つ。 排泄のリズムをつけることで、生活リズムが規則正しくなる。
 
 自分で自分の生活リズムをコントロールすることが、すべてをつくるスタートだ。 学園と寮の生活を通じ、私たちは分刻みのスケジュールで食事から入浴、学習から排泄まで行うわけだが、これらは生活リズムのコントロールを大きな目的としている。 道徳の教科書には、生活リズムをチェックする項目があった。 例えば『自分が決めた時間に排泄する』『目覚めてから1分以内に1度絶頂する』『お股を床に擦って床オナニー(ユカニ―)する』『膣臭を制御する』などだ。 教官がチェックしてくれるのだが8項目以上チェックがつけば、一先ず順調な学園生活といえるという。


 ……。


 『目標なくして、人はなにも為し得ない』といった、古代ローマの哲人皇帝。 私達牝はヒトであって『人』ではないため、厳密には当てはまらないが、いわんとすることは理解できる。

 2番目の項目、『目標に向かって成し遂げる意志』では『家畜として搾乳量を増す肉体改造』、『淫茎で機器を操作する外部情報入力端末への適応』、『浄化槽として排液を体内に循環させるための吸引装置付与』といった目的を達成する覚悟を養う。 前述の項目は、遺伝的に肌や内臓が旧世紀と比べ物にならないレベルで強化された現代牝であったとしても、容易には達成できない。 けれど社会に出るということは、あらゆる要望に直面する可能性を排除できないわけで、復元不可能な課題が与えられても怖気ずくことは許されない。

 自分が克服すべきは、突き詰めれば『自分自身』に他ならない。 つまり、気持ちの持ち様だ。
 社会のために役立つ生き方、支配して頂き役立ててもらう安易な道、自分の身体的特性――排尿噴出距離や蓄便量、オケツ振り速度、ミルクタンク振動係数など――を活かしてシステムに組み込む進路、円満に下位層を使役して殿方の代役をこなす職業、お股への刺激が多い生活など、私達の目標は様々だ。 実現するために一歩一歩、出来ることから取り組んでいこうと思えるかどうか。 私たちにかかっている。


 ……。


 『プリンシパルをもっていれば、人生に迷うことはない』、昭和の実業家、白洲次郎の言葉だ。

 項目3つめ。 『自分の行動に責任をもつ』ことは、当たり前のようで中々難しい。 恥かしい、さもしい、悔しいといったネガティブな感情。 見栄っ張り、つまらない自尊心、ちっぽけなプライドといった周囲への媚態。 周囲の思惑を気にして他人の言動に左右されては、いつまでたっても幼稚なままだ。 自ら考え、自分の意志で決定することを繰り返す中で初めて、責任という概念が萌芽する。

 『教官に命じられたから自慰に勤しむ』
 『寮長が指示したので朝のご挨拶をする』
 『先輩が望むから家具になる』

 流されているだけならば、責任感は程遠い。 自分の意志でマンズリに励み、自分から大便を排泄するご挨拶で誠意を示し、自分で考えて姿勢を正し、家具として振舞う。 そうして初めて社会にでる気構えが備わる。 他者に自分の絶頂という無様な姿をきちんと示すことは、善悪に照らしてどうなのか。 衆目下であたかも膣にバイブを咥えさせてもらうように腰をグラインドすることは、自己中心的な行為かどうか。 オケツの穴を拡げて中を周囲に見せながら、腸内のくっさい香りをまき散らしていないか、内部を確認してくださる方々に敬意を示せているかどうか。 パンパンに膨らんだお腹のガスを放屁するとき、香りや音に対する配慮を欠いていないか。 それらに責任をとれるかどうか。 自律的に判断し、誠実に実行するために、心掛けることは無数にある。気づいて実行することこそが、私達に課せられた責任だ。 




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