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同好会のそれ
【複数プレイ 官能小説】

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シャッフルカード ハード-4

「サトコめ 運がいいな」
リュウさんが 少し悔しそうに『ハード』のカードをシャッフルする

シャッフルを止め リュウさんが テーブルの上で 一番目のカードを捲る
広間は静まり返り 外の広場でやっていると思われる花火の音が聞こえた

『相手 互いにくすぐりあい、先に声を出したほうが2枚、勝ったほうは1枚脱ぐ』

「やだな、私 くすぐられるの 弱いんだって・・・」
リエさんが 早くも負けを認めた様子でこぼした
「じゃあ、やらずに勝敗決定でいいか?俺は かまわないぜ」
リュウさんが 嬉しそうに隣のリエさんに顔を寄せていく
「・・・・それも悔しいな、いいわ、やりましょ」
「椅子でやったら 大変だから、そっちの広いほうに行こうぜ」
そういってリュウさんは立ちあがり 椅子と流しの間のスペースに行く
リエさんも ゆっくりとリュウさんの前に移動した
「力で強引には しないでよ」
「しないしない 普通にくすぐってやるよ」
流しの灯りで逆光になっているが みんな 二人を見ていた

「いい?じゃあ、はじめ!」
サトコの声で リエさんが素早くリュウさんの腰を両手で捕らえ
一気にくすぐっていく
が リュウさんは ニヤッとして 動じていない
リエさんは 少し焦ったのか 急いで手を腋に移動させる
が やはり リュウさんは びくともしない
リュウさんの余裕の様子に リエさんの負けを 誰もが感じただろう
「リエさん!リュウは足の裏 弱いよ!」
サトコが 言葉の援護を送ったが 立っているリュウさんの足の裏は とてもくすぐれない
少し笑っていたリュウさんが リエさんに手を伸ばし
腋を触る・・・・・
「ん!・・・・」
リエさんが 口を瞑ったまま うなった
「セーフセーフ!それは声じゃない!」
サトコの声に リュウさんが 一瞬 戸惑ったように見えたが 改めて笑顔を浮かべ
腋の手を強く動かしはじめた
「ん!ん・・・ん!」
リエさんは リュウさんから手を離してしまい 脇をくすぐられていく
身体を丸めるように逃れようとし 床にしゃがみ始めた
リュウさんも 体を屈め さらに腋を攻めていく
「ん・・・・・・ダメ!無理!!!!!」
リエさんは 必死に身体をひねって リュウさんの手から逃れたが
負けてしまった
「ははは!勝った勝った、勝負にならなかったな」
「だって!リュウ 私の胸も触ってたでしょ!」
「え!?それは たまたま当たっただけだろ!わざとじゃないって」
リュウさんが 少し慌てている
「・・・・・・・ま、いいわ 負けたのは負けたんだし」
そういうと リエさんは すっと立ち上がり シャツをスッと脱いでいく
黒いブラと 白い肌が 流しの灯りで照らし出される
色っぽさも 感じるが
脱ぐ姿と 脱いだ後の堂々とした すらっとした姿が
カッコよく見えた


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