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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 理科・物理 〜-2

 3つ。 圧力が面積によって反比例することを証明する実験だ。
 『20kg』と書いてある2種類の錘がある。 片方は底面積が大きいブロック型で、もう一方は底面積が小さい円柱型だ。 被験者は仰向けに横たわり、右乳房にブロック型を、左乳房に円柱型の錘を載せる。 ブロック型は浅く乳房を圧迫する一方、円柱型は肉を捩じりながら乳房にめり込み、乳首ごと中央部分を陥没させていた。 この違いによって、面積が小さいほど圧力が大きいことが実感できる――そう説明文には記されていた。

 4つ。 水圧の存在を証明し、力の向きを確認する実験だ。
 1つ目のイラストには、胡坐をかいたままで、右手と右脚を、左手と左脚を括られた全裸の少女が描いてあった。 陰唇に結ばれたクリップにより膣は全開で、膣孔を覆うように白いセロハン膜が張ってある。 2つ目のイラストには、腰を起点に身体を折り曲げて膣に顔を近づける態勢をとったまま、水槽に沈められる少女の図だ。 セロハンが水圧により膣にめり込む様子を目と膣壁で感じることで、水圧を実感できるようにという意図だった。

 5つ。 滑車をつけても仕事量は変わらないことを体感する実験だ。
 天井から1本の長いロープが伸びている。 ロープを跨いで股間を通し、端を天井についた別のフックに掛ける。 フックを経て降りてきたロープの端を握り、力を込めて引き下ろす。 すると、滑車の法則により、少ない力で自分を持ち上げることができる。 ロープが股間を裂かんばかりに喰い込み、グイグイと陰唇および膣孔、そしてクリトリスを扱(しご)きながら擦れてゆく。 手でロープを下ろした長さの半分だけ、自分の身体が上昇する過程を通じ、滑車の仕組みが身に染みて理解できるというわけだ。 

 6つ。 位置エネルギーが高さに比例することを証明する実験だ。
 2人1組をつくって実験する。 1人は『台役』で、もう1人は『測定役』だ。
 まず『台役』は四つん這いになり、例えば『20センチ』の高さに尻をもちあげる。 尻たぶで『レール』を挟み、尻上から力学台車をレールに沿って滑らせる。
 レールの先には『測定役』がM字開脚で待っている。 股間には測定用のエボナイト棒を膣いっぱいに頬張り、膣筋の力をぬき、力学台車の衝突を受けとめる。 ぬちゅっ、微かなヌメりを経てエボナイト棒が胎内に喰い込んだところで、めり込んだ距離を測定する。 めり込んだ距離、即ち力学台車が行った仕事が、位置エネルギーに比例することを確認するために、高さを変えて何十回も膣で力学台車を受けとめる。

 7つ。 ばねの弾性力が伸びに比例する、フックの法則を再現する実験だ。
 強力なクリップ付のバネを2つ用意し、片方を右鼻孔、もう片方を左鼻孔に装着する。 第三姿勢――がに股で胸をはった姿勢――を作り、上半身を90度折り曲げれば『バネ係』は準備完了だ。  右のバネには何も吊るさず、左のバネに分銅を吊るす。 1つ、2つ、3つ……鼻孔が僅かに歪むが、バネの伸びに比べると微々たるものだ。 分銅の数が増すに従い、左右の鼻の孔からぶら下がったバネの長さに違いが生じる。 『測定係』は分銅の数とバネの伸びを記録し、鼻孔の変化を誤差として、両者の関係からロバート・フックに想いを馳せることになる。

 8つ。 固体の体積に熱が与える効果、所謂熱膨張を確かめる実験だ。
 T字型のバーの根本では、ガスバーナーがバー全体を加熱している。 被験者は四つん這いになって右足を高く上げ、股間の付け根にある膣をがっぷり拡げる。 そのまま全身してバーの先端を膣にあて、後退しながらバーを膣壁で包む。 そうしてガスバーナーにより温まるバーと、体積の膨張により圧迫される感覚の2つを実感しようという試みだった。

 他にも古典力学の範疇で、様々な実験コラムが用意されていた。 例えば慣性力の項目では、ローションで濡らした床に仰向けに寝そべり、乳首にヘリウム風船を結んでから壁をける。 床を滑る最中のヘリウム風船の傾きを観察すると、密度の軽い物体は慣性が小さいため、進行方向に傾くらしい。 内容は素直に面白いけれど、自分が実証するとなると、どれも過酷で恥ずかしく、辛い。 



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