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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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お風呂で仲直り-17

「奈々子・・・」

自分を呼ぶ彼の声で、彼女は溶けてしまいそうだった。
彼の髪の毛からしたたり落ちる雫が奈々子の顔に落ちた時、
彼の細い指が彼女の触ってほしかった部分へと伸びてきた。

彼女の身体に望んでいた刺激がはしる。
次第に激しくなる指の動きに、奈々子はすでに我慢できなくなっていた。
葵が今すぐ欲しい。そう思っていると
彼も奈々子の気持ちに答えるように、二人は一つに繋がった。

後ろから繋がって、どちらともなく腰を動かすとお湯が波打ち始める。
葵がもたらす快感と、液体が彼女の身体の敏感な所を打ちつける刺激で
奈々子は果ててしまった。
彼女が大きく締め付けてきたのを感じた葵は、吐息交じりに囁く。

「もうちょっと 頑張って、奈々子さん。俺ももうすぐだから・・・」

「やっ・・葵くん、もうっ・・・!!!」

奈々子は突然、彼の胸の中で意識が朦朧としだす・・・。
再び激しく奈々子を責めた葵も絶頂の時を迎えるが、
ふと我に返った葵が奈々子を見ると、彼女は意識を失いかけていた。

―――あれ・・・?
誰かが私を呼ぶ声だけが聞こえる。
どうしちゃったんだろう、私・・・。


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