お風呂で仲直り-16
そう言って彼は手を差し出す。
奈々子は差し出された彼の手を取り、彼のいる場所へと導かれるように進む。
お湯が勢いよく、バスタブから流れ出す。
奈々子は彼の胸に背中を向ける形で浴槽に入っていた。
「もっと俺に寄りかかっていいよ。」
彼は奈々子を後ろへと引き寄せる。
「あ・・・。」
奈々子の腰に彼の固く熱いものが当たる。
「あのさ・・・もう、俺我慢できないんだけど。」
「わた し も。」
葵は奈々子を女としての本能を覚醒させる。
彼は奈々子の唇を激しく奪い舌を器用に使って、彼女の唇にいやらしく割り込ませる。
「もっと舌出して・・奈々子さん。」
彼に言われるがままに、奈々子は官能の渦へと落ちていく。
彼の大きな手が、奈々子の二つの膨らみを刺激する。
胸の尖りが硬くなっているのが、自分でもわかる。
彼が奈々子の身体を触るだけで、彼女の秘部は熱くなるのを感じる。
彼の甘い吐息が奈々子の横顔にかかる。