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恋愛レッスン?
【女性向け 官能小説】

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土日は特に連絡もなく、月曜日に出社すると
谷城さんが
「渡辺さん、金曜日大丈夫だった?」
と、少し期待をした目で、少し心配した目で聞いてくれたけど

「大丈夫です!清水さんとこれからの事を決めました!
清水さんの次の恋に向けて一緒に改善していこうと思います!」
と言ったら
「そう」
となんだか苦笑いだった。

お昼休みに食堂で同期で受付をやっている美咲にあった。
「美咲。久しぶり。近頃どう?」
「ん〜。仕事は特に。受付なんか月末も月初もないしさ。
それより、経理の橋本さんって知ってる?」
「知ってるよ。総務って経理と仕事の共通が多いから」

また。美咲の悪い癖が始まった。
「まさか、橋本さんを狙ってる訳じゃないよね?」
「・・・・・そのまさか」

美咲は顔のいい男やエリートを信用していない。
極力目立たない、普通の男と結婚しようとしている。

昔、顔のいい男にいい思い出がないんだと言った。

「やめときなって」
「いいの。地味な男がいいの」

それってある意味橋本さんに失礼な発言では?

「真子は今日の同期会に行く?」
「行くけど・・・」
「永田君が経理じゃない?聞いてみようと思って」

やめればいいのに。
そうため息をついた時、目の前に清水さんが座った。

「真子ちゃん、おはよう」
「お、おはようございます」

「土日は会えなくてごめんね」
ごめんね?
いや。約束すらしてないですよね?



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