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二十歳の約束
【幼馴染 官能小説】

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2-4

 肩にも胸にも腕にも記憶の中よりしっかりと筋肉のついたマナブの身体がわたしを抱きすくめる。
 筋肉って、程よく柔らかくて弾力があって、こうして抱きしめられるとすごく安心感があって気持ちがいいものなんだな──なんて考えながら、わたしは小さくため息のような声を洩らした。

 身体の奥に疼くような感覚を覚えた。
 耳元にマナブの吐息を感じる。
 鼓動が速くなった。

「ずっとこうしたかった。ずっとずっと那月が欲しかった。那月が欲しくて欲しくてたまらなかった……」

 マナブの声が身体の中に響いてくる。
 まるでノックをされているようにわたしの内側に響いている。

 マナブがゆっくりとわたしから身体を離すと、わたしの後頭部を片手で支えてキスのシャワーを浴びせた。
 貪るような、激しいキス。
 マナブの舌が唇を割る。
 舌を絡め、わたしたちはお互いを刺激していった。

 わたしを見つめるマナブの熱っぽい目が、疼くような感覚をより一層大きくする。
 わたしは無意識のうちに、マナブの身体に自分の身体を押し当てるように擦り寄せていた。

「あぁ……やべぇ、もう我慢できない」

 マナブはそう言うと、わたしをふわりと抱きあげた。
 いわゆる、お姫様抱っこというやつ。
 わたしはマナブの首に腕をまわして、マナブにすべてを預けた。

 すぐに背中がベッドに着地する。
 わたしはマナブを引き寄せ、夢中で舌を絡ませた。

 マナブがわたしのカットソーをたくし上げる。胸がぷるんと露わになった。

 舌を絡ませながら、マナブがわたしの胸を揉む。
 わたしは目を閉じてそのもどかしいくらい優しい愛撫に酔いしれた。

 身体の内側から何が這い上がってくる。

 マナブがブラを剥ぎ取って乳首にしゃぶりついた。わたしは悦びの声をあげ、マナブの髪を乱した。

「んっ……んんっあっあんっ……マナブぅ……あぁんっそれ気持ちいい……んっんんっ……乳首気持ちいいのぉ……」
「那月、可愛い……やべぇ、すっげぇ興奮する」
「んっんんっんっ……はぁぁんっあんっ……」
「乳首、かたくなってる……那月も興奮してるの?」
「うん……んっんっ……わたしも興奮してる、すごくドキドキしてる」

 マナブが乳首をこりこりと刺激する。
 わたしは仰け反って喘いだ。

「俺……何度も那月のことを考えながら抜いてた。那月を犯すことを考えて……。那月のこと、めちゃくちゃにしたかった、ずっと。ずっと、こんなふうに那月の身体に触りたかった」
「マナブ……んんっんっ……うれしい。マナブの好きにして……あぁっあんっんっ」

 マナブが乳首に吸い付きながら、わたしのスカートの中を弄る。
 そこはもうしっとりと潤っていて、マナブが指でなぞるとトロトロになった。


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