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あなた〜you〜
【女性向け 官能小説】

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and・・・last 1-3


はぁ・・・
岡部先輩と顔を合わせるのがなんとなく気が重くて、
小さくため息をついた頃、カフェの中に
見たことのある女性が2人、入ってきた。

「で?岡部君なんだって?」
「もう、私たちとは遊ばないって」
「やっぱり・・・」

岡部先輩の話?
岡部君ってあの岡部先輩?
かろうじて女性たちの小声が聞こえるぐらい離れた場所に座って
話出した会話を耳を澄ませて聞いた。

「岡部君のエッチ好きだったんだけどな」
と、一人が苦笑いしながら言えば

「彼は後腐れがないし、なにより上手いよね」
なんてもう一人も笑う。

セックスの・・・話?

「あの1年の子が近くをウロチョロしてからよね」
「あぁ。あの子ね」

私の・・・こと?

「あの子、あんな可愛い顔してエッチが上手いのかな?」

え?

「え?そうなの?岡部君あの子のエッチの虜って訳?」
「それ以外に考えられる?あの岡部君だよ?」
「確かに」

え・・・違う!違う!

「違いますっっ!」

「え?」
思わず、出してしまった声に、2人の女性が同時に振り向いた。

「あら」
「噂の子羊ちゃん」

とても綺麗な女性達は少し意地悪く笑った。



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