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【その他 官能小説】

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セックスの意味-7

『すごい……千鶴のここ、綺麗にしても溢れてくる……』


『はああっ……、もう、もう許して……』


執拗に舌と指を使ってヴァギナにされる愛撫に、田所さんは悦びの涙を流しながら、ツトムくんの髪を掻きむしっていた。


多分、軽い絶頂は何度か迎えたはずだ。


ツトムくんの舌が、田所さんの愛液を絡みとって淫らな糸がひいている。


溢れてくるというツトムくんの表現通り、田所さんのヴァギナは、彼女の愛液とツトムくんの唾液で、ベトベトに濡れそぼっていた。


『千鶴……、オレ、もう我慢の限界』


顔を上げたツトムくんは、シーツを握り締めていた田所さんの手を取ると、迷わず自分の足の間に導いた。


『あ……』


『千鶴がいやらしいから、こんなになるんだよ』


ツトムくんにぺニスを握らされた田所さんは、顔を赤くしながらも、驚いたように目を見開く。


『どう?』


『え、あ、あの大きくて……固い……』


『今からこれを千鶴の中に入れるんだよ』


一瞬、彼女の身体が強張る。


こんな大きいの、本当に入るの? そう言いたげに、彼女の瞳も不安で揺らいでいた。


『怖い?』


『……うん』


『……だよな。オレは女の子のそういう痛みをわかってあげられないから、ズルいかもしれない。でも、痛くて、もうこれ以上は無理ってなったら止めるよ』


『ツトム……』


『でも、これだけはわかって? 自分が気持ちよくなるためだけに千鶴を抱くんじゃないんだ。千鶴を自分のものにしたいから、お前が欲しいから抱くんだ』


そう言って田所さんの頬に落とすキスはとても優しくて、思わず俺は腕を組んで唸っていた。


「やっぱり、ガチの恋人同士のセックスは俺の作り物とは段違いなんだよなあ」


「あれ? 社長もそう思うことあるんだ」


井出がきょとんと俺の顔を見た。


「当たり前だろ。そりゃ作品で恋人同士を演じたやつもあるけど、いくら上手く演じたつもりでも、それは愛のないセックスだ。それに比べたら前戯がぎこちなくても、愛が込められた田所さん達のセックスには勝てねえよ」


ディスプレイの向こう側で、四苦八苦しながらも激しく絡み合う二人に、白旗状態の俺は、お手上げポーズのまま苦笑いになった。


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