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女子校生 SIN 磯崎恵利子
【レイプ 官能小説】

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初夏の莟 前編-2


『きみだってもう少女《こども》じゃない、少なくても身体は十分性交可能な女性《おとな》に準じる。ここに及んで何事も無く帰れるとは思ってないだろ? そこで提案なんだが、ゲームをしないか? ルールは簡単だ。これからきみは俺の性欲を充たし続ける限り、その貞操《純潔》を守る事が出来る。それと同時に生存に必要な基本的な権利も得る事が出来る。その種類は三つ、食事・トイレ・入浴。つまり《奉仕》した分だけ《権利》が与えられる等価交換ゲーム』
俺は仕切り直す様に声色をワントーン落とし、事前に用意した説明的なセリフを吐く。

「?」
俺の身勝手で端的な説明は、いまひとつ実感に欠けたようである。


 そこでこの嫋やかなお嬢様に予定通り、置かれている立場を認識させるべく行動を試みる。
ベット上うつ伏せ拘束された身体に跨ると、まだ誰にも触れられた事の無い胸元の膨らみに手を伸ばす。
白く透き通るような肌にはしっとり汗が浮かび、得も言われぬ質感が指先を通して伝わってくる。
豊満と呼ぶことは出来ぬも、手の中の弾力は瑞々しいまでの心地良さを感じさせる。
ほぼ同時に俺の口元は、肌色と見紛う程幼気な色合いを呈する膨らみ先端を舌先にて舐りはじめる。
募り募ったものへの想いからか、その時は呆気ないまで簡単に迎えてしまう。

びゅるっ! びゅるっ! びゅるっ!
焼付く想い宿る陰茎より解き放たれた滾りは、高い粘度と熱を携え穢れ無き肌へ脈打つよう飛び散る。
大量の飛沫は胸元から細い首元をも越え、麗しい顔と黒髪にまでとどき絡み付く。

『良く見るんだ恵利子っ! これが射精、この先端から精液が出る事で俺《おとこ》の性欲は少なからず充たされる。本来は男女の交わり《セックス》によって得られる事象であり、俺の求めるものでもあるが、それではきみの守るべきものと相違してしまう。そこできみはその代替行為をすることで…… 』
まるで講義を受ける生徒のように、恵利子は暫し俺の言葉に耳を傾ける。
それは第三者から見れば酷く滑稽な光景であったが、当事者間においては真剣そのもので俺の揺らぎ無い意志が恵利子に伝わっている証とも言えた。

『 ……奉仕した分だけきみの権利は増え、処女も守られ続ける。どんな形であれ俺の性欲が充たされている間は、レイプを思い止まる事は約束しよう』
理解させられた忌むべき状況とより直接的な表現に、少女の感情は堰を切った落涙で現される。
ひとしきり大粒の涙が頬をつたい終えたあと、愛らしくも聡明な少女は自身の下腹部への異様な感覚、施された恥辱の様相を知る。

『気に入ってくれたかい恵利子、その《使い捨て紙下着》。もっとも世間ではそれを○○○と呼ぶらしいが、清廉なきみにその言葉は似あわない。さっきゲームのルールは説明したが、きみが得た権利以外で食事やトイレ、入浴が認められる事は一切無い。飲食への欲求は我慢できても、それと反対方向への欲求、つまり生理現象をいつまで堪える事が出来るかな? それでも高潔なきみのことだ、どんな汚辱に塗れても応じないのだろうね。だからそれは、一種の【保険】みたいなものさ。これから先のことはきみ自身で決める事だ。それと奉仕の仕方だが…… 』

「!?」
僅かに少女の表情に変化が窺えた。

『もっともそれ自体も、きみには耐え難い行為だろう。言葉にするのも無粋だから、方法はそこにあるモニターに映す事にする。次にこの部屋に俺が来るのは8時間後。それときみの置かれている環境を最後に説明する。きみが監禁されているこの【山小屋から】、一番近い麓の民家まで約8キロある。平地での徒歩が1分80メートルだから、単純計算でも100分。そこに起伏や足元の悪さを考慮すれば、3倍の時間が掛かっても不思議はない』
言葉と共に少女の下腹部に手をあてがい部屋を出る。
それによって恵利子は底知れぬ恐怖と恥辱を認識する。

 もちろんこれは一種のブラフであり、狡猾な罠であった。
いくら恋い焦がれた相手のものでも、俺にそちら方面の趣味は無い。
【山小屋】と言う部分や【距離感】にしても、周囲との途絶感を誇張して伝えている。
これは不安をより煽り立てる事が目的で、すでに信頼関係が失われている相手に真実を伝える必要もない。

【排泄】と言う行為はおそらく、他人にもっとも見られたくない行為だと言える。
それが多感な十代少女であれば、なおさらである。
きっと恵利子は渇きと飢えに苦しみ、排泄の欲求に身悶えながら抗うであろう。
そして汚辱に塗れても、高潔なる意思をもって固持し続けようと試みるかもしれない。
しかし周囲と途絶されている事が、抗おうとする事への無力感を時間の経過と共に思い知るはずである。

 延々とモニターに映し出されていく映像は、無修正の口淫《フェラチオ》動画である。
目を背けたくなる嫌悪感の中、遅かれ早かれ少女は気付くことになるであろう。

《それが唯一、自身の純潔を守りながら生存を確保する術である事を》



   初夏の莟(つぼみ) 後編 へとつづく




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