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マリネしたマジックマッシュルーム
【痴漢/痴女 官能小説】

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1.-3

 自分から入口を先端へ近づけていくと、樹生が彩希を引き留めた。薄目を開けて訝しむと、
「ここ、狭くね?」
「……べつに」
 そんなことはどうでもいい。早くこの可愛らしいモノを自慢の体で愛したい。
「てか、ここじゃ俺が腰振れねえじゃん。後ろ行こうぜ」
 そう言って樹生は背後をチラリと見たが、シートの間を通るのが面倒なのか、手を伸ばして助手席に残されていたミュールを手に取ると彩希に渡してドアを開けた。じゃ、とっとと後ろに移動しよう、と彩希はミュールを外に投げて運転席から降りた。ショートパンツが開いて、指でイジられたときに捩れた下着が丸見えになっているのも構わず外に出る。底高のミュールでは砂利の上は歩きにくく、よろめいて後部のスライドドアへ手を掛けた。
「ちょっと待った」
 手を抑えられた。彩希と同じく下肢を曝けている樹生が背後から密着してくると、「……ココでしようぜ?」
 そう囁いて左右からショートパンツを握ると、ずるりと膝まで引き下ろしていく。
「……誰か来たら見られる」
「だから興奮すんだろ?」
 確かに。
 彩希は引き下ろされたショートパンツが足首から抜き取られるのを、片足ずつミュールから離して手伝った。しゃがんだ樹生からショートパンツを受け取るや否や、今度はショーツが一気に引き下ろされていく。
「ちょ、ぜんぶ?」
「ああ。ケーサツ来たらワイセツ何とかで捕まるよな」
 樹生は足首を持ち上げたが、
「片足残しとくか。AVみてー」
 と言って捩れたショーツを片足に捩れて残し、彩希のウエストに両手を回して持ち上げ、誰かに見られたら興奮するとか言っていたくせに車を半周して助手席側へと連れて行った。車高がある車だったから影になって分からない。樹生に片脚を抱えられ、ガードレールにミュールの底を引っ掛けるように乗せられた。手を車の窓枠に付き、片足立ちにされる。
 曇天の夜空の下、山肌を吹いて木立を揺らす風の音しかしなかった。薄暗闇の中に、丸出しになった彩希の下肢が晒されていた。引き締まった小尻とウエストが醸し出すラインは樹生だけでなく多くの男の目線を魅了するものだった。しかも生まれつきに薄毛の彩希の秘丘には、二本ほどの指で隠れる程度にしかヘアが生いておらず、あとは滑らかな肌身が続いて大胆に開いた足の中心に女洞への入口がくっきりと顔を出していた。
「チンコ欲しい?」
 樹生がバミューダから反り立つ男茎を彩希の前で扱いて見せつけた。
「ほしい」
「『チンコください』って言ってくれよ」
「チンコほしい。ちょうだい」
 遅っそい。とっとと挿入してくればいいのに。彩希はこんな手順を踏ませる樹生に焦れた。
「ったく、エロいよなぁ、お前はよ……」
 樹生が彩希の肩と腰をガッチリと掴んで彩希を固定すると、膝を曲げて少し屈んで先端を当てがってきた。彩希は樹生の隆肩に置いていた手を外し、車の窓枠に添えた方の手と地面に付いた片脚で体のバランスをとりつつ、下腹部にその手を伸ばして人差し指と中指で媚門を開き、自ら腰を突き出して亀頭へ花弁を密着させる。
「……ちょっ、ガッつくなっての……」
 熱くドロドロになった彩希の花園が触れて樹生の声が熱く震えた。だが彩希は勝手に膝を曲げ、真下の亀頭へ向かって股間を押し付けていく。「ったくよっ……」
 樹生が腰に力を入れると、
「んあっ!」
 ヌブッという感触ともに亀頭がすっぽりと彩希の中へ入ってきた。門扉を閉ざして頭だけを突っ込んだ樹生の首を絞めつける。この体勢じゃダメだ、と思った彩希は車に付いていた手も、花弁を開いていた手も外して樹生の逞しい首に腕を回すと、自ら体を押し付けてずぶずぶと体の中に男茎を挿れていった。
「うああっ……」
 野外なのにラブホテルと変わらない声量で矯正を上げた。微かに腰を前後させるだけで、あの可愛かった鈴口が子宮の壁にじゃれついてくる。彩希は熱く潤った蜜壁を強く搾って彼を懇ろに抱きしめた。
「うっ、彩希っ……」
 嗜虐プレイにいそしみたかった樹生だったが、あまりの彩希の蜜壺の心地よさに、無意識に腰を前後させてくる。彩希が薄眼を開けると、樹生が涎を垂らして舌を差し伸べてきていたから、フェラチオをしていた時と同じ吸着で舌へ愛撫を施した。木立の騒めきに彩希の甘ったるい声が混ざる。特別鍛えているわけではないが薄っすらと割れている腹筋に力を込めて腰を揺すっていた彩希を、あまりのピストンの早さに律動が遅れ始めた樹生が懸命に両手で制した。
「……ん?」
 トロンとした目を開いて目の前の彼氏を見ると、さっきまで過飾していた横柄さが崩れていた。
「ちょっ、だからお前はよ、いつもいきなりスイッチ入れすぎなんだよ」
「エロい子、好きだって言ってじゃん」
「エロすぎだ。一回スイッチ切れ」
 樹生が腰を引いて男茎を抜き取ろうとするが、彩希は力一杯首にしがみついて体を離そうとしなかった。
「……抜いちゃやだ」


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