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紡ぐ雨
【SM 官能小説】

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志津絵-24

志津絵が、全裸で縛られていた。
天井の太い梁から吊るされていた。
「う、うわっ……」
グロテスクな光景に、丈太郎は声を上げていた。
部屋の隅に見知らぬ男が座っていた。
「なんですか……これは、なんですか!!」
梅林は吊るされた志津絵の体を指先でなぞった。
「あああ……ああ、う……」
志津絵が恍惚とした表情で身をよじる。
「縄師を呼んで仕上げてもらったんだ。見てやってくれ」

体中を麻縄が締め付けている。
豊かな乳房を強調するように、きつく縛りあげている。腕や腰の肉が縄からはみ出し、ひどく淫靡だった。
玉結びにした結び目が、志津絵の股に食い込みそこを刺激し続けているのだろう。
「あ……じょ……うたろう、さん……ああ」
逆さ吊りにされ、長い髪が顔を覆い隠している。
「志津絵の望んでいたことだ」
そう言うと、梅林は大きなキャンバスの前に立ち筆を取った。

この志津絵をどうしろと言うのだ。極力灯かりを控えているためか、部屋は昼間だと言うのに薄暗い。
座っていた男が立ち上がると、吊っている縄を引っ張った。
肌を締める軋んだ音がした。
「うううっ、ああ……あ、あああ」
男は黒めがねをかけていて、表情はまったくなかった。淡々と仕事をこなす職人のようだ。

 結んだ縄を引くと、ますます縄は股に食い込み淫らな肉に埋もれて行きそうだった。
はぁはぁはぁ……ううう……ん……
 男は洗濯ばさみを手に取ると、すでに立っている乳首を挟んだ。
「ああっ!!!い、いい……いいわ……」
苦痛の中に、快楽の声を上げる。 
 革のベルトのようなもので、さらに体を打ちつけた。
ビシッ、ビシッと肉を打つ音がする。
「きゃあっ!!あああ、も、もっと……」  
体をよじるたび、縄が食い込み、体が揺れる。
梅林は憑かれたように筆を動かしている。

「や、やめろよ……志津絵さんが、死んじゃうよ」
だが、志津絵は言った。
「見て……もっと私を見て……」
男は結び目の上から縄を押し付け、クリトリスを刺激した。
「はぁ……んんんっ……」
男は腕時計を見ると、梁の縄を解きゆっくりと志津絵を降ろした。逆さ吊りには時間の限界がある。
足や腕はうっ血して色が変わっている。

 床に降ろした志津絵の縄を解き、今度は体と腕を拘束し、足はある程度開けるように縛り上げた。膝を折り、後ろ手とつながっているため志津絵はえび反りの格好になっている。。
 作業が終ると、男は道具を持って部屋を出て行った。
丈太郎は体の震えを押さえきれず、ただ志津絵を見下ろしていた。


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