投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

運命という名の恋
【女性向け 官能小説】

運命という名の恋の最初へ 運命という名の恋 26 運命という名の恋 28 運命という名の恋の最後へ

-1


この女の子が好きだ。
と自覚して、良い雰囲気になってベッドに誘った。
気持ちのいいセックスをして
相手をさらに好きだと自覚して。
抱きしめて寝たら、朝にその子はいなかった・・・

これって、何を意味する?
考えろ。

部屋の中を。それこそトイレやバスルームまで探して
本当にいないんだと、玄関を見て靴がないことで自分に言い聞かせた。

初めてのセックスの後に相手はいない。
行きずりのセックスでもない癖に
相手において行かれた。

これって、フラれたってことか?

考えろ。

自分の頭に命令するけど。あまりに混乱し過ぎて考えられない。
昨日、無理やりだったか?
いや。違うと思う。
でも、彼女は男性を嫌悪してるって言ってたよな。
それでも抱いた。

でも!
手をつないだりキスをしても嫌がらなかった。

いや。
急ぎ過ぎたのか・・・

俺の勝手な思い込みで一気に進め過ぎたのか?

はぁ・・・

大きなため息をついても、誰にも聞かれない、
部屋に一人きりだという事にさらに落ち込んで。

由紀に電話をしてみたけど電源が切られていた。
電源を切られていれば、
それ以外に連絡方法はなくて。
お手上げ状態のまま日曜日を過ごした。

そして月曜日、秘書課に行ってみたり
内線をかけても、上手い具合にすり抜けられ
結局1日捕まえる事が出来なかった。




運命という名の恋の最初へ 運命という名の恋 26 運命という名の恋 28 運命という名の恋の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前