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“魔”の代償〜狙われた人妻事務員〜
【熟女/人妻 官能小説】

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事務員好きな男-1

 健太郎が入社して2年目の頃である。
「まー、たいした事はないけど、あのオッパイだけは揉んでみたいよなー!」
健太郎は仕事終わりに同僚達と飲みながらいつものようにエロ話に花を咲かせていた。この会社には若い事務員が多い。結婚するとたいていは辞めてしまうので入れ替わりは激しい方だ。健太郎と紗英は同い年だが、健太郎は大卒で入ってきた為、仕事上は先輩である。しかし仕事を終えれば関係ない。好き勝手に騒いでいる。
 「見たか?今朝の出勤の時のオッパイ。」
 「Tシャツがはち切れんばかりに張ってたよな!」
 「オッパイ尖ってたぜ!?」
その日は急に気温が上がりたいていの社員が半袖で出勤してきた。私服の紗英を見た同僚達が紗英の巨乳の話で盛り上がっていた。
 「あれでもうちょっと可愛ければなぁ。」 
 「いや、もっと上手く化粧すれば可愛いと思うよ?」
 「確かに。藤間さんはいい女になろうとする努力が足りないよな。」
 「かもなー。もうちょい痩せればいいのにな。」
本人が聞いたら怒りそうな話題で盛り上がる。
 「でもさぁ、藤間さんて飲み会になると人が変わるよな。男へのボディータッチ、激しくね??」
 「あ、俺もそう思う!それに普段はエロ話に乗ってこないのに、酒入るとノリノリだもんなー。」
 「だよなー。結構楽しそうに盛り上がってるよね。」
酒が入ると騒がしい女になるとの評判だ。
 「きっと相当エロいぜ?藤間さんは。普段から頭の中ではエロい事ばかり考えてそうだよね。」
 「この間の飲み会で聞いたんだけど、20歳ぐらいの時、夜とか海でナンパ待ちをよくしてたんだってよ?」
 「マジ!?あの人、ヤリマン??」
 「じゃねーの?夜に海でナンパなんてさ、男はたいていヤリ目だろ?」
 「だよな。あの人バッコバコってハメられてたんかぁ!」
 「彼氏ともナンパで知り合ったって話じゃん。」 
 「えっ?そうなの?マジかよ。見る目変わるわぁ〜」
得意先の彼氏がいるという事で手が出せないもどかしさを常に持っていた同僚達。健太郎もその中の1人だ。手を出せないと諦めた同僚達は紗英をいやらしい女に仕立てて楽しんでいるという状況だった。
 正直ヤレるあてのない紗英はどうでも良かった。なぜなら今年入った事務員、山岸舞菜と言う遊び相手を手にしたからだ。美人でいやらしく、そして股の緩い、いわゆるヤリマンだ。頼めばたいていはヤラせてくれる。それを知る男性社員は彼女を重宝していた。
 「今から呼ぶか??」
 「今夜は5Pか!?」
 「呼ぼうぜ!」
同僚の酒井篤史が電話をすると案の定乗って来た。やはり近くで飲んでいたと言う事で10分もしないうちにやってきた。
 「お邪魔しまーす♪」
生脚ホットパンツだ。18歳の若さが弾けている。初めから飲み会にいるかのように飲み始めた。
 「悪かったな、いきなり。」
 「いーんですぅ!女と飲むより男と飲んだ方が楽しいですからね〜♪」
 自分を見る男の思惑ありきの視線には気付いている。しかしなんて事はない。逆にもっと見て欲しいぐらいだ。男とはそう言うものだと思っているから平気なのであった。


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