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浜辺の恋
【同性愛♀ 官能小説】

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14.妹の直腸内-1

14.妹の直腸内

いつもの駅前で拾ってもらって、
海浜公園の広い駐車場の端に、車を停める。

会話は少ない。
これから何をするのか解っているから。

「ちゃんと機内モードにしてある?」
「大丈夫」

美海ねぇから手渡される。
「これが肛門鏡…」

『見る』ための道具を、『魅する』ために使う。
倒錯感に眩んで世界が捩れる。

「そう、正しくは大腸内視鏡。これなら丸見え。
これで、ちあのお尻の中を私に見せてちょうだい」
これなら美海ねぇに、思い切り見てもらえる。

(あなたには、なかのなかまで見てほしい。)

私はTシャツ一枚になって、伏せる。
美海ねぇによく見えるようにお尻を突き出す。
使い切りのローションをアナルに注入する。
道具にも、指で塗り込む。

金属製の肛門鏡を少しずつ入れて、
身体に馴染ませながら、なるべく奥まで押し込む。

「大きいサイズを買ったけど、ちあなら大丈夫ね」
「うん」
大きいけれど平気。
身体の準備は完璧にしてきた。
リハーサルもしてある。

ダイヤルを回して、
お尻の中のクチバシを拡げていくと、
お腹の中の空間が拡がっていく。
緊張が高まる。
美海ねぇが、ゴクリと唾を飲み込む。
好きな人に見られると、濡れる。

「美海ねぇ、私のお尻の中を見て」
美海ねぇはペンライトを点けて、
目一杯拡がった私の肛門を照らす。

「すっ…ごい…」
「…写真撮って」

美海ねぇはさっきから、
パンツに手を突っ込んでしきりに動かしている。
美海ねぇが私を見て興奮してくれてる。
開き切った直腸内に、熱い息を感じる。
シャッター音を聞きながら、
私もクリトリスを擦る。

「綺麗よ。とても健康的な色をしているの。
直腸S状部まで良く見える。
ちあは美人だから、とても興奮するわ」

美海ねぇは、自分の前と後ろに、
滅茶滅茶に指を突き込み始めた。
美海ねぇの呼吸が荒くなっていく。
私も喉が渇いてへばりつく。
二人の気持ちが昂まっていく。

今だ。
もっとだ。
私は、
美海ねぇの心に、絶対に消えない傷跡を残したい。

「美海ねぇ、奥をよく見てて」

息む。
降りてきた。

「あっ!?ああーっ!」


全てが終わって、
美海ねぇは焦点の定まらない目で、
口を縛ったコンビニ袋を見ている。
二重にしてある袋の中には、
さっき私が出したウンチと、
汚れたティッシュが入っている。

「…それちょうだい」
美海ねぇがコンビニ袋を指差す。
「いつもどうしてるのか、教えてくれたらいいよ」
「…一人でするときに、お尻に入れたり、
胸の先に塗ったりするの。
とても興奮する。

あなたの事を考える。
あなたの感触を確かめる。
あなたの味を愉しむ」

やっぱり美海ねぇの心は私の物だ。
心臓が喜びに握り潰されそう。

「嬉しい…。でも、
絶対にリョータさんに見つからないようにしてよ。子供にも」
「うん、ありがとう。早く帰ってしたい」
「ちょっと、気をつけてよ。本当に」


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