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浜辺の恋
【同性愛♀ 官能小説】

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4.浜辺の告白-1

4.浜辺の告白

朝、眼が覚めると、
沙織がまた私の布団に潜り込んで、
ヨダレを垂らして寝ている。
私の恋愛対象が女だと知っているのに、
無防備だなぁ。
でも、女の子と一つの布団で寝るのは久し振り。
やっぱりいいもんだね。
タオルは引かせないと。

「ん…。千晶ちゃんおはよう。うっ?じゅるっ。
ヨダレ垂らしてた。わっ、耳まで垂れてる。
私、恥ずい」

足りない子ちゃんですが。


二人で早朝のジョギングです。

「気持ちいいねー」

人の少ない早朝の鎌倉を、
ぐるーっと回ってから浜辺に出ます。

沙織は私の前に回って、正面から見上げます。
沙織は私より大分小さい。

「なに?沙織」
「私、千晶ちゃんが好き!彼女にしたい!」
「おおっ?ちょっと違うような…」
「えっ?…。違うの?…。私、初めてだから…」
「気持ちは分かります」
「断ったらダメ!」
「ま、ま、落ち着いて。
私も沙織のことは好きだから」
「やった!相思相愛!」
「彼女とかはちょっと待って、考えるから」
「えー、もうその気になっちゃったよー」
「早っ。
おっとりしてるのにセッカチですよ、沙織さん」
「もう、二晩も一つの布団で寝てるんだよー。
彼女だよー」
「ま、ま、走りながら。朝ごはんはパンでいい?」

んー。面白いし、悪くないんだけどなぁ。
考え中です。


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