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妖怪艶義〜かまいたち〜
【複数プレイ 官能小説】

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夕凪-1

4
「へへ、すっげぇ量・・・ほら・・・・♪」

尿道に残った分まで念入りに吸い出してから、旋風が口をはなす。それから口を大きく開けて、搾りとった白濁を勝ち誇ったように見せつけてくる。

「へへへ…んんっ・・・・♪」

まるでゼリーのように濃厚な精液に、今さらながら羞恥がこみ上げる。でも、旋風がそれを喉を鳴らして飲み込む様を見て、俺はまた、下半身に疼きを覚えてしまう。とはいえ、さすがにこれ以上は出ないだろう…

「では、最後は私(わたくし)にも…はぁむ・・・・」

不意に、にゅるんと、肉棒が熱い泉に浸される。あわてて見下ろすと、さっきまで後ろを責めていた夕凪が、今度は前を咥え込んでいた。

「んっ…るぶっ、れぶっ・・・ん、じゅうぅぅぅ・・・・っ」

半勃ちにまで萎えたモノが、根元までぐっぷりと咥え込まれる。夕凪の白い鼻筋が、縮れた陰毛にうずもれていく。

慌てて引き抜こうとしても、ねぎらうように奥へと誘う優しい吸引に、思わず腰の力がゆるんでしまう。しかも吸引と同時に舌も優しくからみつき、亀頭のくぼみから裏スジ、根元まで、丹念に撫でまわしてくるのだ――

気づけば俺は、夕凪の頭を抱えるようにして、その口技を味わっていた。

極上のお掃除フェラがあるなら、まさしくこれ――決して射精を強要するのではなく、敏感になった‘男’を優しく可愛がって、快楽の余韻を与えつづける…その愛撫に、俺は自ら腰を突き出し、彼女の口にペニスをうずめ続けた。

「ははっ、情けない顔しやがって…♪スゴいだろ、姉上の口どりは・・・?」
「これされたら、男のひとはあっというまに‘しゃせー’するもんね〜」

そんな俺を両脇から支えるように、ふたりの妹がとりついてくる。俺の胸元に頭を寄せて、ふたりして俺を見上げてくる。

「へへっ…姉上にも、たっぷり射精しろよな・・・♪」

そう言って、不敵に笑う旋風。でも、いくらなんでもこれ以上はもう射精(で)な・・・

ずぶり

激しい異物感に突き上げられ、思わず腰が跳ね上がる。
舌とは比べ物にならない、もっと存在感のあるモノが肛内に突き立てられ、ゆっくり前後し始めたのだ。

「あはっ、すっごいびくびくしてる〜っ♪なぎお姉ちゃんの指でお尻ずぼずぼされるの、そんなにきもちいぃ〜〜?」

春風に解説されてはじめて、尻穴を襲う異物の正体に気づく。
もちろん俺は、今まで尻に指なんて挿入(い)れられたことは一度もない。そのはずが、例の‘妙薬’の影響なのか――すぐに指の一本咥え込める様になる…その言葉が実現されてしまったことに、俺は慄然とする。

しかしそんな俺にはお構いなく、夕凪の指はゆっくりと、肛内(なか)を前後しつづける。

たかが女の指一本とはいえ、経験の無い俺にその異物感は凄まじく、まるで剛直に責め苛まれる処女にでもなった気分。
少しでも異物感を和らげるため、俺は自分から力を抜いて、夕凪の指を受け入れるしかない…。

「ほらほら、どうだ…?お姉様に根元までしゃぶられながら、根元まで突っ込まれる気分はさ・・・♪」

そんな俺に、今度は旋風が意地悪く囁いてくる。

尻たぶに当たる感触で、おそらくは夕凪の中指が、根元まで肛内(なか)に挿入(はい)ってきているのが分かる――細くて白い指が、俺の裏門を出たり挿入ったりする様を思い浮かべて、思わず身震いしてしまう。

見下ろすと、好奇と嘲笑、それぞれの表情(かお)で見上げるふたりの少女と、さらにその下――鼻先までを陰毛に埋(うず)め、厭らしく頬を窄めて吸い付く、下品で妖艶な美女の表情(かお)。

そのみっつの視線に捕らわれた瞬間――生温かい快楽にペニスを呑み込まれ、前も後ろも完全に征服された自分を、はっきりと認識してしまう。

――そして、一度認識してしまえば、堕ちるのに時間はかからなかった。


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