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AV女優・ゆう子
【熟女/人妻 官能小説】

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古都慕情〜東京-2

 新大久保の安っぽいラブホテルの一室でゆう子と和久は向き合っていた。
 ゆう子がブラウスを脱ぐと和久は目を見張った。
「縄の跡よ・・・私、本当はAV女優なの、昨日はSMの撮影だったわ」
「・・・」
「隠すつもりはなかったの・・・最初に軽い気持ちでOLだって嘘言っちゃって、何度も本当はAV女優だと言おうと思ったんだけど・・・ううん、隠してたわね、チャンスはあったのに言わなかったんだもの・・・言えなかったの・・・驚いたでしょう?」
「驚いたよ・・・」
「幻滅よね・・・あの日の午後の仕事って撮影だったの、あなたが何本もメールを送ってくれてる間、私は若い男優さんに何度も何度も抱かれてたわ、そして昨日は一日中縛られたり吊られたりして何度も何度も逝かされてた・・・・そういう女なの・・・言えなくてごめんね・・・」
 ゆう子はブラも外す。
「この胸もね、昨日は蝋で真っ赤だったわ、それをムチで叩き落とされて、電マでこねくり回されて、金属のクリップをつけられて電流も流されたわ・・・まだぴりぴり痛むのよ・・・」
「・・・可哀想に・・・」
「ちっとも・・・だってそれが私の仕事なの、これでも結構売れっ子なのよ、あなたは知らなかったみたいだけど若いファンだって沢山応援してくれてる、その人たちの為にちょっと耐えるだけのこと・・・会社員なら一日パソコンとにらめっこして神経摺りへらしてる、肉体労働の人なら筋肉を酷使してる、ウエイトレスなら一日立ちっぱなし・・・それと同じことなのよ」
「それでも・・・会えて良かった・・・会いたかったんだ」
 その言葉を聞いて、ゆう子は少しむきになる。
「気を使わなくていいのよ、AV女優だったなんて幻滅した、もう会わないよって言っていいの・・・なんならここで一発やらせろって言ってもいいのよ、昨日は何回セックスしたかしら、何本バイブを突っ込まれたかしら、そんなのいちいち憶えてもいないわ、そんな事をもう15年もやってるの、今までにカメラの前で何千回セックスしたかしらね、何千本のバイブを挿入されたかしらね、イラマチオもアナルセックスもすっかり慣れっこ、縛られたり吊られたりするのも私にとっては日常茶飯事なのよ、今あなたに押し倒されて犯されても、私にとってはそんなの浴槽に一滴水を垂らすくらいのもの、ほら、もう上は裸よ、パンスト脱ぐ?パンティも脱ぎましょうか?それともあなたが破りたい?」
「止めろ!・・・止めてくれ・・・」
 和久がゆう子の肩を両手で掴んで揺さぶった。
「そんなにやけにならないで・・・・確かにびっくりしたさ・・・でも僕は君を忘れられない・・・」
「・・・ごめんね、少し感情的になって・・・でもね、あなたは私が初めてだったからそう感じてるだけよ、ごめんね、こんな使い古した汚れた体で初めての体験させちゃって・・・」
「黙って・・・セックスは初めてだったけど恋は初めてじゃない・・・でもこんなに胸の奥深く入ってきた女性は初めてなんだ・・・・幾つ年上だって、AV女優だって構わないよ・・・愛してしまったんだ・・・この気持ちに嘘はつけない、この気持ちは変わらないんだ」
「・・・・」
 ゆう子は和久の手を肩からそっと外す。
「他にどうしようもない事情を抱えてAVに入って来る娘はいるわ、大きな借金を抱えてしまったとか、家族の入院代のためにとかね、でも私はお金に困ってAV女優になったんじゃないの、高校を出てしばらくOLしてたけど退屈な日々だったわ、それは自分の生き方じゃない気がして刺激を求めて自分からAVの世界に飛び込んだ・・・それは正解だったわ、AV女優にもね、サイン会だの握手会だのがあるの、応援してくれてる人がたくさんいるってわかったときは嬉しくてね、それから15年続けて来た・・・この生き方を選んだことに後悔はないの、私は私のAVを見てくれるファン全ての為に存在しているんだと思ってるわ、一人の男性のためではなくてね・・・だから・・・あなたの気持ちは嬉しいけれど・・・応えられないわ・・・私にはその資格はないのよ・・・」
 言葉の最後は涙声になってしまう・・・。



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